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1番人気が飛んだ!【2014年】函館スプリントS&ユニコーンS レース結果まとめ

3連単合わせて100万馬券になってしまった、函館スプリントSとユニコーンS。次期スターホース候補が秋へと飛躍する注目の重賞だったが、どんな結末を迎えたのかまとめてみた。
馬

第21回函館スプリントSはガルボが優勝!

inyofu 北の大地で行われたサマースプリントシリーズ開幕戦。単勝1・6倍の1番人気ストレイトガールが直線で行き場を失い11着に惨敗するなか、金星を挙げたのは8番人気の7歳馬ガルボだ。中団追走から直線で末脚が爆発。12年ダービー卿CT以来、約2年3カ月ぶりの勝利で4度目の重賞制覇を飾った。今後は夏の短距離王の座を目指す。2、3着にはローブティサージュとクリスマスの牝馬勢が入り、3連単は87万馬券の波乱となった。
成績から見ても夏の季節は好走しないと、競馬ファンの誰もが思っていたガルボが力強い伸び脚を見せて抜け出し、最後は連れて伸びたローブティサージュに首差をつけて12年ダービー卿チャレンジT以来となる勝利を飾った。

騎手、関係者コメント

inyofu 津村は10年マイルCS以来、3年半ぶりのコンビ復活で大金星。「久々に乗せてもらったが、返し馬で状態の良さを感じた。千二がどうかなと思っていたが、有力馬の後ろのいい位置につけられた。4角の手応えが抜群だったので信じて追った。期待通りの伸びだった」。スタートで行き脚がつかず、1馬身ほど出遅れる形になったが、焦らず馬を促して中団に取り付いた。「石橋先輩から、馬群の中にいた方がいい脚を使う、と聞いていたが、その通りだった」。40戦中17戦の手綱を取っている主戦のアドバイスも効いた。
inyofu 清水英師は「出遅れたが、かえって脚がたまってよかったのかも。天気も流れも向いた」と分析。3月の高松宮記念(11着)後、安田記念に向かうプランもあったが「腰に疲れがあった」と自重し、目標をここに切り替えた。例年以上に肌寒い函館で、暑さに弱いガルボはみるみる活気を取り戻した。津村へのスイッチについても「前にいい騎乗(10年富士S3着)をしてくれたし、低迷している馬の気分転換の意味もあった」と指揮官の采配が面白いように決まった。

初距離で2着 ローブティサージュ

inyofu 後方待機から馬群の外を伸びたのがローブティサージュ。先に抜け出したガルボには首差及ばなかったが、初の1200メートル戦で大健闘の銀メダルだ。「初めての距離で前半はせかせていったし、道中もバランスを崩したところがあった」と悔しそうな表情で振り返った三浦。それでも「直線でスムーズにさばけたのはよかった。次はもっとやれると思う」と確かな手応えを感じ取っていた。
メンバーの中で唯一のGI馬だったローブティサージュ。洋芝への適性の高さも示し、サマースプリントシリーズの主役候補になるかもしれない。

距離短縮で3着 クリスマス

inyofu 3着はオークス12着から臨んだ4番人気クリスマス。後方から直線で馬群を縫うように脚を伸ばし、1着ガルボと首+頭差の接戦に持ち込んだ。初コンビだった丸田は「スタートを出なかった時点でロスのない位置からさばいてくる形を意識した。最後に勝ち馬の後ろで詰まり、惜しい競馬になった」と悔やんだが、一気の距離短縮に加えて歴戦の古馬相手での善戦。今後の短距離路線での活躍を予感させる走りだった。

1番人気ストレイトガールは11着

inyofu 単勝1・6倍の断然人気を集めたストレイトガールは、まさかの11着に沈んだ。 中団から4角で内々の3番手に進出したが、そこで完全に前が壁になり、さらにラスト1Fでつまずいてジ・エンド。「レースができなかった。直線ではつまずいたし…」と岩田はうなだれた。藤原英師も「状態は良かったが、運がなかった。勝ってG1に行きたかった。ファンに申し訳ない」とショックを隠せない。予定通り、スプリンターズS(10月5日・新潟)に直行する。

その他の着順&コメント

inyofu ▼4着セイコーライコウ(柴田善)外枠で終始外々を回されてしまったが、最後はよく伸びている。
▼5着フォーエバーマーク(村田)自分の形になったが、後ろからシュッとかわされた。ひと雨降った方が良かったかも。
▼6着アースソニック(田中博)出がひと息で押していった分、3コーナー手前で少し掛かった。うまく乗れず、申し訳ない。
▼7着メモリアルイヤー(古川)それほど速いペースでなかったので辛抱してくれた。この相手によく頑張っている。
▼8着ヤマニンプチガトー(藤田)重賞クラスでも、脚は使ってくれた。
▼9着スマートオリオン(武豊)取りたい場所を取れたが、前が空かなかった。きょうはアンラッキー。
▼10着ハノハノ(酒井)人気2頭の後ろで絶好の位置だと思ったが、どこも空かなかった。
▼12着レオンビスティー(吉田隼)雰囲気が良かったし、スッと先行できたが…。最後は力の差かな。

第19回ユニコーンSはレッドアルヴィスが優勝

inyofu 第19回ユニコーンステークス(G3、ダート1600メートル・曇稍重16頭)は22日、東京競馬場11Rで行われ、蛯名騎手騎乗の3番人気、レッドアルヴィス(牡3=安田厩舎、父ゴールドアリュール、母チャールストンハーバー)が、直線抜け出し優勝した。勝ち時計は1分36秒0。 ややばらついたスタートからコーリンベリーが先頭に立ち、2番手にルミニズム、3番手にドリームカイザーがつける展開。 4コーナーから直線に入り、逃げるコーリンベリーに外から進出したレッドアルヴィスが並びかける。懸命に粘るコーリンベリーだったがレッドアルヴィスが一気に振り切り、最後はコーリンベリーに2馬身半差をつけて重賞初制覇を飾った。2着コーリンベリーと首差の3着にはバンズームが入った。1番人気アジアエクスプレスは12着に敗れた。
NHKマイルカップ優勝馬カレンブラックヒルを半兄に持つ良血のレッドアルヴィス。2着馬とは2馬身半差、その堂々たる完勝劇に砂の新星の誕生を予感させる。

初騎乗 蛯名騎手も注目

inyofu 強かったです。ここ何戦の競馬を見ていたのですが、前走はかなりきつい競馬の中、踏ん張っていました。休み明けを1回使って、良くなってくれればチャンスはあると思っていました。強い相手がいたので、どれくらいやれるかと思っていましたが、相手のことはあまり考えずにスムースに流れに乗れればと思っていましたし、いい形で運べました。まだ緩いところがあって、良くなる余地があります。今後、成長してくれればさらに活躍してくれるでしょう」

粘り腰で2着 コーリンベリー

inyofu 当初予定していた天保山SからユニコーンSに矛先を変えた采配が当たった。4番人気コーリンベリーは果敢にハナを奪って自分の形に徹し、直線の残り1ハロンで勝ち馬レッドアルヴィスにかわされてから二枚腰を発揮。2着に粘り込んだ。「外枠((15)番)でハナに立つまでに脚を使ったが、自分の形で運べればしぶとい。千六の距離もこなしてくれたので、これからが楽しみ」と松山騎手。芝は18着だった桜花賞を含めて2戦とも大敗しているが、ダートはこれで5戦連続連対だ。
牝馬で初の東京ダート1600mで馬体重+20kgで、逃げ粘っての2着は将来性を感じさせる内容。後々重賞をとれる逸材かもしれない。

出遅れても3着 バンズーム

inyofu 7番人気のバンズームが直線大外から鋭い切れ味を見せて3着に健闘した。ゲートが開く直前、両前脚を浮かしたため出遅れ。田辺騎手は腹をくくった。道中は後方から3番手で末脚を温存。直線は馬群の外に進路を取り、メンバー最速タイとなる上がり3ハロン36秒2の脚を使って伸び、重賞でも力が通用することを証明した。 田辺騎手は「枠内の体勢が悪くボコッと出た。最後はいい脚を使って伸びているだけに、(出遅れたのが)痛いね」と悔しさをにじませた。

2歳王者が12着と大敗 アジアエクスプレス 

inyofu 単勝1.3倍の1番人気に支持されたアジアエクスプレスは12着。ダート3戦目で初めて土が付いた。「走りはよかったが、(馬群を)さばけなかった。早めに外へ出したかったが、出せなかった…」と戸崎騎手。道中は馬群に包まれて直線でも外へ出せず、力尽きて失速した。手塚調教師は「もまれたのが一番きつい。直線では気持ちが萎えていた。こういう負け方をしてはいけない。ショック」と語った。登録した7月9日の交流GIジャパンダートダービーには出走しない公算が大きく、レパードS(8月10日、新潟、GIII、ダ1800メートル)を視野に入れる。

アンカツ 両重賞は対照的

その他着順&コメント

inyofu ▼4着アンズチャン(石橋)リズム良く走らせることに専念した。最後にいい脚を使ってくれた。
▼5着ニシケンモノノフ(柴田大)凄く真面目な気性。直線でもよく伸びているが…。
▼6着ペアン(内田)後手に回って(外へ)出すのに手間取った。力は通用する。
▼7着ケルヴィンサイド(大野)折り合いはついていたが…。これから良くなっていくはず。
▼8着タガノエッヴィーバ(伴)しまい伸びているが…。ダートからスタートするコースの方が良さそう。
▼9着メイショウパワーズ(横山典)課題はあるが、現状ではよく走っている。
inyofu ▼10着ワイルドダラー(西田)将来性を感じさせる走りだった。
▼11着メイショウイチオシ(武幸)芝とダートの切れ目でブレーキがかかり、流れに乗れなかった。
▼13着ルミニズム(北村宏)終始、左手前(軸脚)のままでギアが上がらなかった。
▼14着メイショウサルーテ(熊沢)肝心な所でモタモタしていた。
▼15着ドリームカイザー(原田)砂をかぶらないように外へ出したかったが…。展開的に厳しかった。
▼16着ペガサスジュニア(吉田豊)うまく外へ持ち出せたが…。

単勝1倍台の本命馬が大敗という、波乱の幕開けとなったサマーシリーズ。競馬に絶対はないと改めて思い出させてくれる重賞だった。

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