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1番人気が未勝利のハンデキャップ重賞【第39回新潟大賞典】

2017年5月7日(日)に新潟競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第39回新潟大賞典】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【新潟大賞典】歴史

inyofu 1967年から1977年まで福島競馬場で行われていた『福島大賞典』が、1978年の福島競馬場の馬場改修工事に伴い、新潟競馬場で新潟ステークス(第12回福島大賞典)として行われたのを機に廃止され、翌1979年5月に新潟競馬場・芝2000m(外回り)を舞台とした5歳(現4歳)以上のハンデキャップ競走『新潟大賞典』が創設された。
inyofu 1984年のグレード制導入に伴いGIII に格付けのうえ、距離が2200mに延長されたが、1996年に再び2000mに戻された。また、2001年夏に新潟競馬場のスタンド・馬場改修工事(右回りから左回りに変更)が完成し、本競走は2002年から左回りの芝2000m(外回り)に舞台を替えて行われている。

コースの特徴

inyofu 新潟・芝2000m(外回り)

2コーナー奥のポケットからスタートし、バックストレッチをフルに走るレイアウト。3コーナーまでの距離は約950m。スタートしてしばらくは平坦だが、外回りコースに入ってから3コーナーまで緩やかに上り、そこから4コーナーにかけて今度は緩やかに下っていく。JRAの芝2000mでは唯一コーナー通過が2回(東京は3回、その他の場は4回)のコース。直線距離は658.7mと、JRAでは最も長い(芝直線1000mを除く)。上がりが極端に速いレースになりやすく、広くて長い直線コースで内、外の有利不利が極端に出ることもある。騎手のポジション取りが重要なコースと言えるだろう。

2016年【第38回新潟大賞典】

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昨年の同レースでは、10番人気パッションダンス(父ディープインパクト)が3番手追走から直線で抜け出して快勝。13年以来となる同レース2勝目を挙げた。

【新潟大賞典】レース傾向

inyofu 近走での芝オープンクラスの芝実績を重視

過去10年の出走馬について、過去4走以内のオープンクラスの芝のレースでの最高着順別に成績をまとめると、優勝馬10頭は全て過去4走以内にオープンクラスの芝のレースで「4着以内」に入った実績を有していた。また、3着内率を見ると「1着」と「2着」が30%を超え、「3着」以下の各組とは大きな差がついている。近走でオープンクラスの芝のレースを好走していた馬を重視するのがよさそうだ。
inyofu 年齢と負担重量の関係に特徴あり

過去10年の出走馬について、年齢と負担重量で分類して成績を調べると、優勝馬は「4歳/54~56kg」と「5歳/54~56kg」、「6歳/56kg以上」、「7歳以上/57kg以上」の4パターンの組み合わせに限られており、2着馬10頭中8頭もこの4パターンのいずれかに該当している。また、3着以内馬が、4・5歳は「54~56kg」、6歳以上は「56kg以上」の馬に集中している点が興味深い。年齢と負担重量をセットでチェックする必要がありそうだ。
inyofu 直近の芝のレースでの着順とタイム差に注目

過去10年の出走馬が直近で出走していた芝のレースでの着順別に成績をまとめると、「1着」と「2着以下」で分類した場合、勝率・連対率で両者の間に大きな差はないものの、3着内率で「1着」組が「2着以下」組の倍以上の数値をマークしている。
inyofu 直近で出走した芝のレースの競馬場をチェック

2012年以降の過去5年の優勝馬について、直近で出走していた芝のレースの競馬場をチェックすると、3頭が中京、2頭が福島と、いずれもローカル場のレースに出走していた。直近で出走していた芝のレースの競馬場に注目してみるのも面白いだろう。
過去のレース傾向では、【過去4走以内OPクラスで4着以内】【「4歳/54~56kg」「5歳/54~56kg」「6歳/56kg以上」「7歳以上/57kg以上」】【前走1着】【前走福島or中京】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第39回新潟大賞典】登録馬

inyofu クラリティスカイ
フルーキー
ムスカテール
トーセンレーヴ
レッドソロモン

サンデーウィザード
シャイニープリンス
パリカラノテガミ
ジュンヴァルカン
ハクサンルドルフ

メートルダール
トルークマクト
サムソンズプライド
アドマイヤフライト
ウインインスパイア

モズライジン
マイネルフロスト
ロンギングダンサー
バロンドゥフォール
シャドウウィザード
フルゲート16頭に対して今年は20頭が登録されている。現時点ではマイネルフロスト、ロンギングダンサー、バロンドゥフォール、シャドウウィザードの順で除外対象となっている。

【第39回新潟大賞典】予想オッズ

inyofu 1 メートルダール 2.8
2 ジュンヴァルカン 4.5
3 クラリティスカイ 6.1
4 フルーキー 6.7
5 サンデーウィザード 8.4
6 シャイニープリンス 11.9
7 ハクサンルドルフ 16.1
8 ロンギングダンサー 22.5
9 マイネルフロスト 25.6
10 トーセンレーヴ 36.4
11 トルークマクト 40.8
12 レッドソロモン 46.9
13 パリカラノテガミ 92.3
14 サムソンズプライド 120.6
15 モズライジン 203.6
16 ムスカテール 220.8
17 バロンドゥフォール 224.2
18 アドマイヤフライト 233.4
19 シャドウウィザード 237.2
20 ウインインスパイア 358.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、メートルダールが1番人気となっている。

【第39回新潟大賞典】有力馬は!?

【過去4走以内OPクラスで4着以内】【5歳/54~56kg】【前走福島or中京】
サンデーウィザード
inyofu サンデーウィザード(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)は恋路ケ浜特別、関門橋Sと連勝してオープンに昇格。続く前走の福島民報杯は追い上げ及ばず3着だったが、新潟外回りの今回はその末脚を存分に生かせるはず。一気に突き抜けての重賞初制覇なるか。

【5歳/54~56kg】
ジュンヴァルカン
inyofu ジュンヴァルカン(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)は発馬に課題が残り、前走の日経賞(9着)も出遅れてしまった。ただ、圧勝した2走前の松籟Sのように、前々でレースを進めれば強いタイプ。前述の2頭と同じ55キロは少し見込まれた印象だが、侮れない存在だ。鞍上は藤岡康太騎手となる。

【5歳/54~56kg】【前走1着】
メートルダール
inyofu 前走のアメジストSを勝ってようやくオープン入りしたが、3歳時には京成杯と共同通信杯でともに3着と好走。特に共同通信杯では勝ったディーマジェスティ(続く皐月賞でV)にコンマ3秒差まで詰め寄っている。新潟は未経験だが、左回りの東京で3勝しており、直線が平坦で惰性をつけて末脚を伸ばせるコースは脚質的にも合うはず。ハンデ55キロも想定内で、重賞初制覇を成し遂げても不思議はない。今回は浜中俊騎手との初コンビで挑む。


過去10年で1番人気が未勝利とハンデ戦らしく波乱含みの新潟大賞典。
2桁人気の馬も10年間で6回絡んでおり、十分に高配当が期待できる。
上記有力馬3頭で最も注目しているのはサンデーウィザード、条件戦連勝の勢いで挑んだ前走の福島民報杯でも僅差の3着と好走。格上げの重賞初挑戦でどこまでやれるか期待したい。
他ではフルーキー。昨年の同レースで2着。その後もエプソムカップやチャレンジカップでも好走した。
前走の金鯱賞こそ大敗で衰えを感じたが、新潟のこの舞台なら見直したいところだ。

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