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新星誕生か!?古豪の意地か!?【第24回平安ステークス】

2017年5月20日(土)に京都競馬場で行われるダート1900mのGIIIレース【第24回平安ステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
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【平安ステークス】歴史

inyofu 1994年にダート重賞競走の整備の一環として、5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走『平安ステークス』が創設された。なお、創設初年である1994年は、京都競馬場の改修工事のため阪神競馬場・ダート1800mで開催されたが、翌1995年から京都競馬場のダート1800mを舞台に行われていた。その後、2013年に行われた年間を通じたダート路線の見直しに伴い、本競走は開催時期を5月の京都開催に移設され、距離が1900mに変更となった。
inyofu 競走名の『平安』とは、かつて日本の首都として、京都に置かれていた平安京のことを指す。平安京は、延暦13年(西暦794年)に、長岡京から遷都された都で、大きさは東西4.5km、南北5.2kmの長方形に区画された都城。平安遷都1100年を記念して1895年に建立された平安神宮は、太極殿と応天門を模造し、平安京の大内裏の朝堂院を3分の2で縮小して示している。祭神は桓武天皇で、1940年に孝明天皇が併せ祀られた。秋には京都三大祭の1つである「時代祭」が行われる。

コースの特徴

inyofu 京都・ダート1900m

スタート地点がダート1800mより100m後ろ(4コーナー寄り)になるため、1800mに比べると、スタート後のポジション争いはゴチャつきにくい。向正面半ばに上り坂があるので、ここで無理をすると苦しく、レース後半は3コーナー手前からの下り坂でペースアップする。1800mと同じく後半のラップが速くなりやすい構造と言える。レース前半の位置取りが重要で、距離が伸びることによって(1800mより)さらに最後まで伸びるスタミナが要求される。4コーナーで先頭に並びかけ、ゴールまでスピードを持続する能力に優れた馬、もしくは3~4コーナーでインを回って末脚を温存し、ゴール前で差す馬が好走しやすいコースだ。

2016年【第23回平安ステークス】

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昨年の同レースでは、太宰騎手騎乗の1番人気アスカノロマン(川村厩舎、父アグネスデジタル)が逃げ切って快勝した。

【平安ステークス】レース傾向

inyofu 近走でのJRAダート重賞への出走経験をチェック

京都・ダート1900mで行われた過去4年の出走馬について、過去3走でのJRAのダート重賞への出走回数別に成績をまとめると、優勝馬4頭は過去3走以内にJRAのダート重賞に2回以上出走していた。出走回数が多いほど好走率が高くなっており、中でも、「3回」組は連対率62.5%と優秀な数値をマークしている。
inyofu 出走馬の前走をチェック

過去4年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、優勝馬4頭中3頭の前走は「アンタレスS」で、残る1頭は「フェブラリーS」となっている。2着馬も4頭中3頭が「アンタレスS」で、残る1頭が「マーチS」となっており、連対馬8頭は前記の3レースからしか出ていない。今年の出走馬についても、前走のレースはチェックしておきたいところだ。
inyofu 逃げ・先行馬が優勢

2010年以降に京都・ダート1900mで行われたオープンクラスのレース(計15レース)について、4コーナーの位置別に成績を調べてみると、4コーナーを「先頭」で通過した馬が連対率で50%を超える数値をマークしている。また、4コーナーを前方で通過しているほど、好走率が高くなる傾向にあり、「10番手以下」組からは優勝馬が出ていない。
過去のレース傾向では、【過去3走でJRA重賞2回以上の出走】【前走アンタレスSかフェブラリーS】【4コーナーを先頭で通過】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第24回平安ステークス】登録馬

inyofu クリソライト
ラストインパクト
グレンツェント
ケイティブレイブ
クリノスターオー

アスカノロマン
ロンドンタウン
ピオネロ
ドリームキラリ
グレイトパール

マイネルバイカ
マイネルクロップ
タガノエスプレッソ
ロワジャルダン
リーゼントロック

コパノチャーリー

以下、除外対象馬

エルマンボ
カゼノコ
メイショウヒコボシ
ヨヨギマック
タガノゴールド

メイショウウタゲ
アメリカンウィナー
メイショウイチオシ
フルゲート16頭に対して今年は24頭が登録されている。現時点では8頭が除外対象となっている。

【第24回平安ステークス】予想オッズ

inyofu 1 グレンツェント 2.7
2 グレイトパール 3.9
3 アスカノロマン 6.3
4 ケイティブレイブ 7.7
5 クリソライト 9.2
6 ロンドンタウン 10.4
7 ロワジャルダン 15.5
8 ピオネロ 24.2
9 クリノスターオー 25.1
10 タガノエスプレッソ 57.2
11 リーゼントロック 62.1
12 カゼノコ 75.4
13 ラストインパクト 85.3
14 ヨヨギマック 178.1
15 タガノゴールド 197.3
16 コパノチャーリー 265.9
17 ドリームキラリ 321.9
18 エルマンボ 356.3
19 マイネルクロップ 403.2
20 メイショウウタゲ 417.0
21 アメリカンウィナー 447.5
22 マイネルバイカ 564.5
23 メイショウイチオシ 873.7
24 メイショウヒコボシ 1146.7
現時点(水曜)での予想オッズでは、グレンツェントが1番人気。その後にグレイトパールが2番人気となっている。

【第24回平安ステークス】有力馬は!?

【過去3走でJRA重賞2回以上の出走】【前走アンタレスSかフェブラリーS】
グレンツェント
inyofu レパードS、東海Sと重賞を2勝しているグレンツェント(美浦・加藤征弘厩舎、牡4歳)は1番人気に支持された前走のアンタレスSで9着に終わったが、57キロすら背負った経験がなかっただけに、58キロの斤量が影響した可能性は十分ある。今回も58キロだが、1度経験しただけに見直せるはずだ。京都も、みやこSでのちの東京大賞典勝ち馬アポロケンタッキーのクビ差2着がある。

【過去3走でJRA重賞2回以上の出走】【前走アンタレスSかフェブラリーS】
アスカノロマン
inyofu 昨年の勝ち馬アスカノロマン(牡6歳、栗東・川村禎彦厩舎)は、その後8戦で勝ち星はないが、チャンピオンズCで3着に食い込むなど、高い能力を示している。気性的に安定感がなく、折り合いを欠いたり、ムラ駆けの傾向はあるが、スムーズに運べば勝機はあるはずだ。

グレイトパール
inyofu グレイトパール(牡4、栗東・中内田充正厩舎)は昨秋にダート路線に転向し、500万下、1000万下、初夢S(1600万下)、仁川S(OP)と4連勝を飾っている。前走の仁川Sでは川崎記念3着の実績があるコスモカナディアンを下しており、強豪揃いのここでも期待は大きい。5連勝で重賞初Vを決めて、ダート界の新星として名乗りを上げることができるか。


本競走は1月から5月に移って5年目。
帝王賞につながる可能性もあり、GIIIにしてはかなりの豪華メンバーで必見の一戦だ。
上記有力馬で注目したいのはダート転向後負けなしの4連勝で勝ち進んできたグレイトパール。
内3勝はこのレースと同舞台で挙げたものとなるので、適正は申し分なしだ。
今回重賞初挑戦ということで相手との力関係では不安が残るが、それよりも期待したい1頭だろう。
上記では取り上げられなかったが、フェブラリーSを好走したケイティブレイブ、 2014年の優勝馬で15、16年ともに2着のクリノスターオー、 ここ3走で安定感があるロンドンタウン、毎回人気にならないロワジャルダン、 昨年3着で力をつけたクリソライトまで押さえたいところだ。

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