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樫の女王決戦は三つ巴!!【第78回優駿牝馬(オークス)】

2017年5月21日(日)に東京競馬場で行われる芝2400mのGIレース【第78回優駿牝馬(オークス)】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
Red horse runs trot on the nature background

【オークス】歴史

inyofu イギリスのオークスに範をとり創設された競走である。1938年に4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走『阪神優駿牝馬』として創設されたのがその前身で、創設当初は阪神競馬場・芝2700mで行われていたが、1940年に2450m、さらに1943年に2400mへと短縮された。その後、1946年に舞台を東京競馬場に移設したことに伴い『優駿牝馬』に改称され、1965年から(オークス)の副称が付くようになった。開催時期は、創設時から1952年まで秋に行われていたが、1953年から諸外国と同じ春の開催に繰り上げられた。
inyofu 競走名の『オーク(Oak)』は、樫を意味する英語。英ダービーの創設者である第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していた。1779年、彼はエリザベス・ハミルトンと結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3歳牝馬のレースを行い、これをオークスと名付けたことが由来とされている。

コースの特徴

inyofu 東京・芝2400m

日本ダービー、ジャパンカップ、オークスといった主要なGI レースが行われる東京・芝2400mは、「JRAのチャンピオンコース」と言われる。ホームストレッチのスタート地点から1コーナーまでの距離は約350m。ゴール板を過ぎてから、1コーナー、2コーナー、向正面の半ばまで緩やかに下っていく。その後急な上り勾配があるが、それを越えると3コーナーまで下り。最後の直線は525.9m。直線に向いてすぐに約160mのやや急な上り坂(高低差2.0m)があり、ゴールまでの残り約300mはほぼ平坦となる。2000m近く走った後に急坂を上り、そこからさらに加速する必要があるタフな構造。直線でのスピード能力、2400mをこなすスタミナ、インを回る操縦性の良さといった、総合的な能力が問われるコースだ。

2016年【第77回オークス】

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昨年の同レースでは、1番人気に推された池添騎手のシンハライト(石坂厩舎、父ディープインパクト)が優勝し、ハナ差で逃した桜花賞の雪辱を果たした。

【オークス】レース傾向

inyofu 好走馬の大半は前走がGI かGII だった馬

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走が「GI かGII」だった。一方、「その他の条件」だった馬は3着内率5.7%と苦戦している。前走がGIII やオープン特別、条件クラスのレースだった馬は評価を下げたい。
inyofu 年明け以降の重賞における実績が重要

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、“同年のJRA重賞”において連対経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が5.6%にとどまっている上、2012年以降は連対例がない。重賞で優勝争いに絡んだ経験がない馬はもちろん、2歳時の重賞でしか好走経験がない馬も評価を下げるべきだろう。
inyofu 前走で先行していた馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走の4コーナーの通過順が「4番手以下」だった。一方、「3番手以内」だった馬は3着内率が7.3%にとどまっている上、連対を果たしたのは2010年1着のサンテミリオンだけである。前走で先行していた馬は、たとえ上位人気でも過信禁物と見るべきだろう。
inyofu 近年はキャリアの浅い馬が優勢

過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、通算出走数が「5戦以下」だった。一方、「6戦以上」だった馬の3着内率は6.1%にとどまっている上、連対を果たしたのは、当時キャリア6戦だった2013年の優勝馬メイショウマンボだけだ。近年の傾向を重視するなら、キャリア豊富な馬よりも、キャリア5戦以下で出走してきた馬を重視すべきだろう。
inyofu 強調材料が多い馬に注目

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも同年のJRA重賞で連対経験がある馬だった。また、この5頭は同年のJRA重賞で単勝4番人気以内となった経験があった点、前走の4コーナーの通過順が7番手以下だった点、通算出走数が6戦以下だった点も共通している。
過去のレース傾向では、【前走がGIかGII】【同年の重賞において連対経験】【前走4コーナーの通過が4番手以下】【通算出走数が5戦以下】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第78回オークス】登録馬

inyofu 以下、優先出走馬
カリビアンゴールド
ソウルスターリング
ブラックスビーチ
フローレスマジック
モズカッチャン

ヤマカツグレース
リスグラシュー
レーヌミノル

以下、賞金上位順
アドマイヤミヤビ
ハローユニコーン
ブラックオニキス
ディーパワンサ
ミスパンテール

ディアドラ
ホウオウパフューム
マナローラ
モーヴサファイア

以下、抽選対象馬(1/6)
アドマイヤローザ
アルメリアブルーム
アンネリース
ブルークランズ
ムーンザムーン

レッドコルディス
フルゲート18頭に対して今年は23頭が登録されている。重賞で連対のない1勝馬は抽選対象で6頭中1頭が出走可能となっている。

【第78回オークス】予想オッズ

inyofu 1 リスグラシュー 3.0
2 ソウルスターリング 3.2
3 アドマイヤミヤビ 3.8
4 フローレスマジック 9.0
5 レーヌミノル 12.0
6 モズカッチャン 16.9
7 ブラックスビーチ 29.8
8 ホウオウパフューム 31.1
9 ハローユニコーン 34.1
10 ヤマカツグレース 39.2
11 ミスパンテール 49.6
12 ディアドラ 57.1
13 カリビアンゴールド 96.3
14 ディーパワンサ 219.4
15 モーヴサファイア 257.2
16 アドマイヤローザ 268.8
17 レッドコルディス 312.6
18 ブラックオニキス 426.7
19 ムーンザムーン 565.9
20 マナローラ 617.9
21 アルメリアブルーム 617.9
22 アンネリース 1033.9
23 ブルークランズ 1120.0
現時点(水曜)での予想オッズでは、リスグラシュー、ソウルスターリング、アドマイヤミヤビが3倍台で並んでいる。

【第78回オークス】有力馬は!?

【前走がGIかGII】【同年の重賞において連対経験】【前走4コーナーの通過が4番手以下】【通算出走数が5戦以下】
ソウルスターリング
inyofu ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は断然の支持を集めた桜花賞で3着と初黒星を喫した。渋った馬場が相当に合わなかったようだが、それでも勝ち馬と0.1秒差までは詰めている。月曜日時点では週末の降雨予報はなく、今回は良馬場で力を発揮できそう。あとは距離延長だが、母スタセリタは2400mのヴェルメイユ賞(仏GI)を勝っており、血統的下地は十分にある。女王の座を奪還することができるか。

【前走がGIかGII】【同年の重賞において連対経験】【前走4コーナーの通過が4番手以下】【通算出走数が5戦以下】
アドマイヤミヤビ
inyofu 桜花賞は2番人気で12着と、こちらも案外な大敗を喫したアドマイヤミヤビ(栗東・友道康夫厩舎)。前走は、稍重馬場に泣かされたうえ、15番枠で後手に回り、終始外々を回らざるを得なかったことが敗因で、力を出し切ってのものではない。今回は、ハイレベルな百日草特別→クイーンCと連勝を飾った東京コース。良馬場なら一変があっても不思議はない。

【前走がGIかGII】【同年の重賞において連対経験】【前走4コーナーの通過が4番手以下】
リスグラシュー
inyofu リスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)は桜花賞で1/2馬身差の2着。この差は直線ですぐに反応できなかった分と言えるだけに、距離延長は歓迎だろう。ここで念願のGIタイトルを手にすることができるか。エアグルーヴ以来21年ぶりのVを狙う武豊騎手の手綱捌きにも注目したい。


牝馬クラシックレースの第二弾として行われるオークス。5週連続GIが開催される東京競馬場は、
来週の日本ダービーへと続く春のGIシーズンで最も盛り上がりをみせる時期がやってきた。
注目は桜花賞馬レーヌミノルの2冠達成!!・・・というよりもフランケル産駒の怪物ソウルスターリングの逆襲なるか。
はたまた桜花賞は馬場に泣いて全くハミをとらなかったアドマイヤミヤビや桜花賞2着のリスグラシュー、
それに割って入れるか3連勝でフローラステークスを制したモズカッチャンなど有力どころ。
重賞連対馬の好走が目立つのでよっぽど荒れ馬場でもない限り、下位人気馬の台頭はなさそうだ。

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