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7015頭の頂点へ!全てのホースマンが夢見る舞台【第84回東京優駿(日本ダービー)】

2017年5月28日(日)に東京競馬場で行われる芝2400mのGIレース【第84回東京優駿(日本ダービー)】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【日本ダービー】歴史

inyofu クラシック三冠レースの第二弾として行われる日本ダービーは、イギリスのダービーに範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという意図から、1932年に4歳(現3歳)牡馬・牝馬限定の重賞競走『東京優駿大競走』として創設され、目黒競馬場の芝2400mで行われた。1934年から府中の東京競馬場に舞台を移して行われ、以降は距離・競馬場とも一度も変更することなく継続している。
inyofu レース名は、1938年に『東京優駿』、1948年に『優駿競走』、1950年に『東京優駿競走』に変更のうえ(日本ダービー)という副称が付けられたのち、1964年に『東京優駿(日本ダービー)』と改称され、現在に至っている。
inyofu 競走名の『ダービー(Derby)』とは、1780年にイギリスで同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ。現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場で「ダービー」が行われ、わが国でも”競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレースとなっている。

コースの特徴

inyofu 東京・芝2400m

日本ダービー、ジャパンカップ、オークスといった主要なGI レースが行われる東京・芝2400mは、「JRAのチャンピオンコース」と言われる。ホームストレッチのスタート地点から1コーナーまでの距離は約350m。ゴール板を過ぎてから、1コーナー、2コーナー、向正面の半ばまで緩やかに下っていく。その後やや急な上り勾配があるが、それを越えると3コーナーまで下り。最後の直線は525.9m。直線に向いてすぐに約160mの上り坂(高低差2.0m)があり、ゴールまでの残り約300mはほぼ平坦となる。2000m近く走った後に坂を上り、そこからさらに加速する必要があるタフな構造。直線でのスピード能力、2400mをこなすスタミナ、インを回る操縦性の良さといった、総合的な能力が問われるコースだ。

2016年【第83回日本ダービー】

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昨年の同レースでは、3番人気のマカヒキがサトノダイヤモンドとの一騎打ちを制して優勝。友道康夫調教師、川田将雅騎手はともにダービー初制覇を成し遂げた。

【日本ダービー】レース傾向

inyofu 単勝上位人気馬が優勢

過去10年の日本ダービーを制した馬は、2010年に単勝7番人気で優勝したエイシンフラッシュを除くと、全て単勝3番人気以内。しかし、2着は3番人気以内の馬が3頭だけで、10番人気以下の馬が3頭も食い込んでいるのが特徴的だ。また、3着に6~12番人気の馬が6頭入っている点も覚えておいた方がいいだろう。単勝オッズ別の成績も見てみると、3着馬10頭中5頭は「10.0~29.9倍」の馬となっている。
inyofu 枠番別の成績に特徴あり

過去10年の枠番別成績を調べると、優勝馬10頭中5頭は「1枠」の馬となっている。さらに、優勝馬は10頭中8頭が「1~3枠」に集中しているのに対し、2着馬は10頭中8頭が「4~8枠」の馬となっているのが興味深い。また、「3枠」と「8枠」からは3着以内馬が1頭ずつしか出ていないのも気になるところ。その他の枠は3着以内に3頭以上入っているだけに、気になるデータと言える。
inyofu 皐月賞での着順と単勝人気に注目

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、3着以内馬を最も多く送り出しているのは「皐月賞」組となっている。その「皐月賞」組を対象に、皐月賞での着順、および単勝人気別にデータを取ってみると、日本ダービーで3着以内に入った馬の大半は、皐月賞で「4着以内」もしくは「4番人気以内」となっており、「5着以下」かつ「5番人気以下」だった馬は1頭も3着以内に入っていない。
inyofu 過去の戦績にも要注目

過去10年の日本ダービーでは、「3~5走前に500万下クラス、またはオープン特別を勝利していた」という馬が2008年を除き連対している。ちなみに、昨年は前走「皐月賞」組でこの条件を満たしていた馬が3頭いたが、そのうちの2頭での決着となった。
inyofu 2走前までの単勝人気と着順をチェック

過去3年の日本ダービーでは、2走前までに「単勝3~4番人気に支持されて重賞を連対していた」という成績を持っている馬が優勝を飾っている。今年は皐月賞が波乱の決着だっただけに、こういったデータに注目する手もあるかもしれない。
過去のレース傾向では、【単勝3番人気以内】【1枠】【皐月賞4着以内or4番人気以内】【3~5走前に500万下orOP特別を勝利】【2走前までに3~4番人気】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第84回日本ダービー】登録馬

inyofu 優先出走馬

アドミラブル
アルアイン
クリンチャー
ダイワキャグニー
ダンビュライト

ベストアプローチ
ペルシアンナイト

賞金上位馬

カデナ
レイデオロ
ウインブライト
ジョーストリクトリ
アメリカズカップ

スワーヴリチャード
サトノアーサー
キョウヘイ
トラスト
マイスタイル

マイネルスフェーン

除外対象馬

サトノクロニクル
フルゲート18頭に対して今年は19頭が登録されている。現時点でサトノクロニクルは除外対象で出走が叶わなければ白百合Sに川田将雅騎手で出走する見込みだ。

【第84回日本ダービー】予想オッズ

inyofu 1 アドミラブル 3.3
2 レイデオロ 4.1
3 アルアイン 4.9
4 スワーヴリチャード 6.4
5 サトノアーサー 8.0
6 ペルシアンナイト 9.8
7 カデナ 15.1
8 ダンビュライト 20.6
9 ダイワキャグニー 26.4
10 クリンチャー 33.7
11 ベストアプローチ 74.9
12 ウインブライト 98.6
13 サトノクロニクル 183.5
14 アメリカズカップ 260.3
15 キョウヘイ 386.3
16 マイスタイル 441.1
17 マイネルスフェーン 493.7
18 トラスト 505.7
19 ジョーストリクトリ 840.6
現時点(水曜)での予想オッズでは、前走青葉賞を制したアドミラブルが1番人気。皐月賞5着のレイデオロが2番と続いている。

【第84回日本ダービー】有力馬は!?

【皐月賞4着以内or4番人気以内】【3~5走前に500万下orOP特別を勝利】
アルアイン
inyofu アルアイン(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は牡馬クラシック第一弾・皐月賞を制覇。9番人気と評価は低かったものの、元々不利を受けたシンザン記念以外に負けはなく、レースレコードで勝ったのは力の証明と言えるだろう。その後も順調に調整されており、万全の態勢で2冠制覇に挑むことができそうだ。

アドミラブル
inyofu 昨年9月の新馬戦こそ全く見せ場のない大敗を喫したものの、のどの手術を施して復帰後は破格の内容で3連勝。特にダービートライアルの青葉賞では、やや出遅れながらも楽々と差し切り、2馬身半差の完勝だった。3連勝はいずれも他馬を問題にしない強さ。伯父に皐月賞馬ヴィクトリーがいるほか、近親にも活躍馬が多く、その大半を手がける音無調教師にとっても初のダービー制覇がかかる。

【皐月賞4着以内or4番人気以内】【3~5走前に500万下orOP特別を勝利】
ペルシアンナイト
inyofu 皐月賞2着のペルシアンナイト(牡)は、新たな戸崎圭太騎手とコンビを結成。【3・2・1・0】と大崩れのない戦績で、レースぶりに自在性がある。きさらぎ賞、毎日杯と連続2着のサトノアーサー(牡)は、スケールの大きな走りが魅力。左回りも長距離輸送も初めてだが、僚馬2頭をまとめて負かしても不思議はない素質を秘めている。

【3~5走前に500万下orOP特別を勝利】
レイデオロ
inyofu レイデオロ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は皐月賞で5着だったが、昨年末のホープフルS以来のぶっつけ本番だったことを考えると、よく追い上げてきたと言える。一度使って状態の上積みは確実に見込め、左回りも問題はない。先週のオークスでJRA重賞100勝を達成した名伯楽に初のダービー制覇をもたらすことができるか。


2014年に誕生したサラブレッド7015頭が目指す最高の舞台【第84日本ダービー】
例年皐月賞組から優勝馬を多数輩出しているが今年は10着まで0秒5差の大接戦、 牝馬ファンディーナを除く9着以内の牡馬全8頭を含む11頭がダービーに駒を進めてきて混戦模様が予想される。
その中で一頭注目されているのが、アドミラブルだろう。青葉賞組は重賞に格上げした23年間で未だに優勝例がないが、 無敗の3連勝&休み明けを圧巻のパフォーマンスで勝利して2分24秒を切るレースレコード。
2015年ドゥラメンテのダービーレコード2分23秒2に0秒4差の好タイムだった。
アドミラブルは23頭目にして初めて、このジンクスを破れるのだろうか。
楽しみである。

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