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「アドミラブル」自慢の瞬発力でジンクスを破る!【日本ダービー】

青葉賞をレースレコードで制したアドミラブルが日本ダービーに出走する。新馬戦は勝ち馬から2秒2差の惨敗に終わったが、ノド手術後は走りが劇的に進化。デビュー2戦目で初勝利を挙げると、アザレア賞ではアドマイヤロブソンに3馬身差をつけて快勝。そして青葉賞では道中最後方から息の長い末脚を繰り出し、レースレコードで3連勝を挙げた。前走青葉賞組からは初めてとなるダービー馬登場に期待したいところだ。そんなアドミラブルについてまとめてみた。
アドミラブル

【未勝利】ノド手術が功を奏し快勝!

新馬戦はムーヴザワールドから2秒2差の9着。ノド手術による5カ月の休養を経て新馬と同じ阪神芝1800m戦に出走した。6番枠からまずまずのスタートを切ると、縦長の隊列のちょうど中団につける。直線で外に回し残り300mで先頭に立つと、一緒に追い込んだメルヴィンカズマを2馬身半振り切り初勝利を挙げた。
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【アザレア賞】楽々と突き抜け快勝!

8頭立ての3番枠からまずまずのスタートを切って6番手に控える。向正面ではデムーロ騎手が超がつくスローペースを嫌って2番手まで位置を上げる。そして、残り300mで逃げたエーティーラッセンを捕らえると、その後は上がり3ハロン33秒5の末脚で突き放す一方となり、最後はアドマイヤロブソンに3馬身差をつけて快勝を飾った。
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inyofu 1着 アドミラブル(M.デムーロ騎手) 「メチャ強いですね。調教で乗った時もいい馬だと思いましたし、前回、自分が乗った馬がこの馬に負けた時もメチャ強いと思いました。トビの大きい馬で距離も大丈夫。早めに動いて行きましたが、折り合いに問題はありませんでした」
inyofu (音無秀孝調教師) 「ノドの手術をしてから本物の走りになりました。今日はスローペースでしたが、決してスローペースの時にだけ走る差し馬ではありません。次は青葉賞に向かう予定です」

【青葉賞】レースレコードで3連勝!

10番枠からゆっくりとスタートを切り、3コーナーの入り口まで最後方で控える。前半1000m59秒7と速かったペースが3コーナーあたりから緩むと、アドミラブルも外からポジションを上げていき、直線の入り口では4番手まで押し上げる。そして残り400mで先頭に立つと、ベストアプローチの追い上げを息の長い末脚で振り切り、2分23秒6のコースレコードで3連勝を飾った。
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inyofu 1着 アドミラブル(M・デムーロ騎手) 「すごく切れました。スタートはゆっくりで後ろからになりました。初めてのコースでモノ見をしたり、直線もフラフラしたり、子供な所もありましたが、すごく良い馬です。東京コースでダービーの予行演習になりました。本番ではさらに強くなると思います」
inyofu (音無秀孝調教師) 「ダービーを見すえて中団からという指示でしたが、挟まれたりして後ろからになりました。少し行くのが早い気がしました。長く押していたので負担がなければよいのですが...。あとノド鳴りの再発が心配ですが、今日は輸送の問題もクリアしましたし、少しやんちゃな面は出しましたが、どんなペースにも対応できますし、ダービーは夢ですから良いレースをしてほしいと思います」

【日本ダービー】直前情報!終いの反応もOK!

inyofu 栗東坂路でレコンダイト(目黒記念に出走)のペースに合わせて進み、ジワジワと加速。気合をつけられたラスト1Fは鋭い反応から末脚を伸ばし、一気に2馬身突き放した。
inyofu 「動きは良く、いい具合だ。ダービーと同じ舞台の青葉賞は楽勝だったが、本番は相手も強くなるし簡単にはいかない。プレッシャーもあるし、難しいレースになる」とデムーロ騎手。
inyofu 音無調教師は「“色”を付けて少しやった。最後の100メートルを仕掛けたらシュッと伸びたね。ミルコも『勝負がかかっているから、しまいはちょっとやった』と。動きは良く理想的な形に持ってこれた」と、満足感が漂っていた。

ダービーの傾向!1番人気は好成績!

inyofu 過去10年の日本ダービーを制した馬は、2010年に単勝7番人気で優勝したエイシンフラッシュを除くと、全て単勝3番人気以内。しかし、2着は3番人気以内の馬が3頭だけで、10番人気以下の馬が3頭も食い込んでいるのが特徴的だ。また、3着に6~12番人気の馬が6頭入っている点も覚えておいた方がいいだろう。単勝オッズ別の成績も見てみると、3着馬10頭中5頭は「10.0~29.9倍」の馬となっている。

レース内容からはまだまだ荒削りな印象が残るが、青葉賞でレースレコードを叩き出した能力はメンバートップクラスであることに変わりはない。3代母バレークイーンの産駒にはキャリア2戦でダービーを制したフサイチコンコルドがいるので、キャリアの浅さで軽視することはできないだろう。近藤利一氏の冠名である「アドマイヤ」から名付けられた「アドミラブル」。近藤英子オーナーの期待がこの馬名に込められているに違いない。3連勝の勢いそのままにダービー馬の称号を手に入れる。

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