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覆面7号 連載コラム「祭りの痕」Vol.28「第84回東京優駿」

馬キュレ

これ程のスローペースになる事など、微塵も想定していなかった。

戦績がDATAベース化されている1985年頃からの東京優駿を見返してみたが、テン3ハロン「37秒1」という時計は、良馬場で行われた東京優駿の歴史の中でも「史上最遅」の時計。

海外のレースでも見ているかのような錯覚に陥るほどのスロー。
横山典騎手が好スタートからハナに立った事で、そのハナを叩きに行くべき騎手が硬直してしまったのか、全くレースは流れなかった。

そんな中で、異次元とも言える「ルメール」の判断力。

東京優駿の向上面であんなに大胆に動ける騎手など、日本人の発想力では無理なのではないか?
いや、動けるかもしれないが、勝たせる事に見事につなげた事は本当に凄い事だと思う。
ドバイWCのヴィクトワールピサで同じように動いたミルコも凄いが、ダービーでそれをやってのけたルメールは更に凄い。その2人が1着と3着。お見事としか言いようが無い。

そういう意味では、その騎乗に対応できる仕上げに持っていった藤沢厩舎の手腕も本当に凄い。
弥生賞をスキップし、ダービーのためだけに皐月賞をステップレースに使い、そしてダービーを本当に勝ちきらせたその判断は、とても勇気のいる事だったに違いない。

そういう意味でも、今年の優駿牝馬、東京優駿での「藤沢&ルメール」のコンビが成し遂げた連続勝利は、生涯忘れる事の無い思い出深い両優駿となった。

2人の脅威の判断力。
その判断に対し揺らがない信念が有ったからこその勝利。
そして、その信念に応えたレイデオロを称えたい。

さて、馬券的には、馬連と3連複にて的中させる事が出来たが、レイデオロの評価は今でも「謎」のままである。
今回は、横山典騎手の作り出した東京優駿史上最遅のペースに瞬時に対応した「ルメールの勝利」と言っても過言ではなく、あの判断が無ければ、今頃はスワーヴリチャードの話をここで書いていたかもしれない。

それにしても、想定していたペーストは真逆であったにも関わらず、馬券だけは取れている・・・という狐につままれた感覚を味わうダービーも過去には無い。微妙にテレくさいまぐれ的中の様なものだが、それでも、お金を払い俺のくだらない話や、偏った分析に大切なお金を投じ読んでくれている読者諸氏に、的中という結果を残せた事だけは良かったと思っている。

昨年末の阪神JFとホープフルSを見た際に、来年の「オークスとダービーは藤沢厩舎がダブル取りだな」と思った感覚は間違いではなかったが、それをもっと馬券や競走馬購入に活かさねばならないな。

来年こそは◎に指名した馬に勝ってもらおう。
そして、いつしか自分の持ち馬にダービーで◎を打ちたいものだ。

さて、来週からは新馬が始まる。
そして、我々の持ち馬たちも、第85回東京優駿を目指し動きだし・・・

競馬はまた続く。

藤沢調教師、ダービー戴冠おめでとうございます。
ルメール、ダービー初勝利おめでとう!
本当に凄い騎乗でした。
レイデオロの関係者の皆様、そしてクラブに出資されている皆様、本当におめでとうございます。

そして、ダービー出走を果たした関係者の皆様も、本当にお疲れ様でした。
来年は、皆様とパドックで会いたいものです。

覆面7号。



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