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宝塚記念へのステップレースを制するのは!?【第70回鳴尾記念】

2017年6月3日(土)に阪神競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第70回農林水産省賞典 鳴尾記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【鳴尾記念】歴史

inyofu 1951年に創設されたハンデキャップの重賞競走『鳴尾記念』は、阪神競馬場・芝2400mを舞台に6月と12月の年2回行われていたが、1954年から現行の年1回の開催となった。その後、開催時期を何度か変更したのち、2000年から、12月に移設のうえGII からGIII に、別定からハンデキャップに条件が変更された。さらに、2006年から新設された芝・外回りコースを使用した1800mで行われることになり、負担重量は別定となった。なお、2012年より開催時期が6月に繰り上げられ、距離も芝・内回りの2000mに変更された。
inyofu レース名の『鳴尾』は、1907年に関西競馬倶楽部が兵庫県武庫郡鳴尾村(現在の西宮市)に建設した鳴尾競馬場に由来する。同競馬場は1937年に『阪神競馬場』に改称されたが、1943年に太平洋戦争の激化に伴い海軍に引き渡されたことによって、開設から37年でその幕を閉じた。その後、1949年に兵庫県宝塚市に完成した現在の阪神競馬場にその機能を移転し、現在に至っている。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝2000m(内回り)

ホームストレッチの半ばからスタートするレイアウト。スタート直後に上り坂がある。1コーナーまでは約350m。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦で、3コーナー過ぎから4コーナー、直線の半ばにかけて緩やかに下る。直線距離は356.5m(Aコース使用時)で、ゴール前には2回目の急な上り坂が待ち受ける。最終コーナーから加速して、坂のある直線でも末脚を伸ばし続けられるスタミナ、馬力が要求されやすい。

2016年【第69回鳴尾記念】

動画を見る
2016年の鳴尾記念では、川田騎手騎乗の3番人気サトノノブレス(池江厩舎、父ディープインパクト)が好位から抜け出し、1分57秒6のコースレコードで優勝した。

【鳴尾記念】レース傾向

inyofu 単勝人気別の成績に特徴あり

対象とした10レースの単勝人気別成績を調べてみると、1番人気馬は勝率50.0%、連対率60.0%。2番人気馬も連対率50.0%となっているが、1番人気・2番人気共に3着には1回も入っていない点が特徴的。それに対し、4番人気馬と5番人気馬は2着以内が1回もないのだが、3着には計6回入っている。また、6~9番人気から5頭の2着馬が出ている点も特徴的だ。さらに、単勝オッズ別の成績もチェックしてみると、「5.0~9.9倍」からは連対馬が出ていない。検討する際には、これらの点を参考にする手がありそうだ。
inyofu 前走のレース別成績もチェック

対象とした10レースの出走馬について、前走のレース別に成績をまとめてみると、好相性となっているのが「GII」から臨んだ馬。その他では、該当馬の数は少ないものの、「同年の国内GI」や「海外のG1」からの臨戦馬も上々の成績となっている。それに対し、「オープン特別」や「1600万下」といった重賞以外のレースから臨んだ馬はいまひとつの結果になっている。
inyofu GII での成績に要注目

過去5年の鳴尾記念の連対馬について、近走の成績を調べたところ、「3走前までにGII で6~10着に敗れていた」という馬が毎年連対していることがわかった。今年もそのような成績を持っている馬が出走してきたら、要注目と言えるかもしれない。
過去のレース傾向では、【単勝1,2番人気】【前走GII】【3走前までにGIIで6~10着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第70回鳴尾記念】登録馬

inyofu ラストインパクト
スマートレイアー
デニムアンドルビー
レッドソロモン
マイネルフロスト

スズカデヴィアス
スピリッツミノル
バンドワゴン
ステイインシアトル
ロンギングダンサー

ミュゼエイリアン
サイモンラムセス
フルゲート16頭に対して今年は12頭が登録されている。もちろん全馬出走可能となっている。

【第70回鳴尾記念】予想オッズ

inyofu 1 スマートレイアー 2.5
2 バンドワゴン 3.1
3 スズカデヴィアス 7.6
4 ステイインシアトル 8.4
5 デニムアンドルビー 9.1
6 ラストインパクト 10.7
7 マイネルフロスト 12.7
8 レッドソロモン 27.8
9 ミュゼエイリアン 36.3
10 スピリッツミノル 42.4
11 ロンギングダンサー 257.9
12 サイモンラムセス 479.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、スマートレイアーが1番人気。僅差でバンドワゴンが2番人気で追っている。

【第70回鳴尾記念】有力馬は!?

スマートレイアー
inyofu スマートレイアー(牝7、栗東・大久保龍志厩舎)はヴィクトリアマイルで4着だったが、1年ぶりのマイル戦で0.2秒差なら悪くない結果と言ってもいいだろう。2走前の京都記念ではダービー馬マカヒキに先着して2着に入っており、得意の阪神コースの今回も好走が期待できそうだ。

バンドワゴン
inyofu バンドワゴン(栗東・石坂正厩舎、牡6歳)は新馬戦とエリカ賞を連勝し、きさらぎ賞でも2着とクラシックの有力候補になった経緯がある馬。故障で長期休養を余儀なくされた影響がしばらく続いたが、前走の但馬Sを勝ってオープンに返り咲いた。半弟のスワーヴリチャードがダービーで2着と好走。兄も注目できる。好調なクリストフ・ルメール騎手とのコンビ継続も大いにプラスだろう。

スズカデヴィアス
inyofu 牡馬は6歳勢が元気だ。スズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎)は今年、白富士Sを勝って金鯱賞で3着。続く大阪杯はさすがに相手が強く11着に敗れたが、GIIIなら上位が期待できる。昨年の金鯱賞以来となる横山典弘騎手とのコンビも魅力だ。


今年のメンバーは12頭と頭数割れ。
当初は、サトノノブレスが連覇を狙い出走プランを組んでいたが、体調が整わず見送り。
上記3頭の他にも個人的に狙ってみたいのがデニムアンドルビー。
好走傾向の高い前走GII組で、近走の成績を見ると積極的には狙いにくいが、
2000mで全3勝中2勝を挙げており、阪神コースと相性も良いので人気がなければ押さえておきたい1頭だ。

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