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6番人気以下が5勝!!混戦必至のハンデ重賞【第22回マーメイドステークス】

2017年6月11日(日)に阪神競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第22回マーメイドステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【マーメイドステークス】歴史

inyofu 1996年の牝馬競走体系の整備により、阪神競馬場の芝2000mを舞台とした4歳(現3歳)以上・牝馬限定の別定重賞『マーメイドステークス』が新設された。その後、2006年に負担重量がハンデキャップに変更され、同年は3歳馬のソリッドプラチナムが49キロの軽ハンデを利して追い込み勝ちを決めて、創設以来、初の3歳馬の優勝となった。
inyofu レース名の『マーメイド(Mermaid)』は、英語で(女性の)人魚の呼称であり、上半身が人間で下半身が魚という伝説上の生き物である。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝2000m(内回り)

ホームストレッチの半ばからスタートするレイアウト。スタート直後に上り坂がある。1コーナーまでは約350m。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦で、3コーナー過ぎから4コーナー、直線の半ばにかけて緩やかに下る。直線距離は356.5m(Aコース使用時)で、ゴール前には2回目の急な上り坂が待ち受ける。最終コーナーから加速して、坂のある直線でも末脚を伸ばし続けられるスタミナ、馬力が要求されやすい。

2016年【第21回マーメイドステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、松若騎手騎乗の6番人気リラヴァティ(石坂厩舎、父ゼンノロブロイ)が3コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切って優勝した。

【マーメイドステークス】レース傾向

inyofu 負担重量に要注目

マーメイドSはハンデキャップ重量で争われるが、過去10年の負担重量別成績を調べると、ハンデ53kgの馬が好成績。優勝馬10頭のうち7頭が53kgだったことは、頭に入れておいた方がいいだろう。また、52kg以下の馬も上々の成績となっており、実績で見劣る馬が軽いハンデを味方にして上位に食い込むケースが多くなっている。
inyofu 単勝オッズ別の成績にも注目

伏兵と目された馬の台頭が目立つレースだが、過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、「3.9倍以下」の支持を集めた馬はまずまずの成績。それに対し、「7.0~9.9倍」のエリアからは連対馬が1頭だけしか出ていない。好成績が目立つのは「10.0~14.9倍」のエリアで、連対率と3着内率で「3.9倍以下」に次ぐ数字となっている。
inyofu 前走のレース別の成績は?

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、ヴィクトリアマイルから臨んだ馬は延べ27頭いたが、結果は1着がなく2着2回、3着4回となっている。その他の重賞から臨んだ馬の好走もそれほど多くなっておらず、春の重賞戦線から臨む馬よりも、オープン特別や条件クラスのレースから臨んだ馬の方が良好な成績を挙げている。その中で注目できるのが、過去10年で4勝を挙げている「1600万下」組。その内訳を見てみると、前走が「パールS」か「5月に東京または中京で行われた芝1800m以上のレース」だった馬が好成績となっている。
inyofu 近走で3、4着がある馬が好相性

過去10年のマーメイドSでは、「3走前までに3、4着に入っていた」という馬が2011年と2012年を除いて連対を果たしている。表に挙げた該当馬のうち、2013年2着のアグネスワルツを除く8頭は負担重量が53kg以下だった。今年も近走で3、4着となった経験があるハンデ53kg以下の馬がいたら、注目してみるのも面白いかもしれない。
inyofu 前年の11~12月に重賞出走歴がある馬が5連勝中

過去5年のマーメイドSの優勝馬は、いずれも前年の11~12月に重賞に出走していた。前年の秋シーズンの出走歴についてもチェックしておく必要がありそうだ。
過去のレース傾向では、【単勝3.9倍以下】【ハンデ53kg】【前走がパールSか5月に東京or中京で行われた1800m以上のレース】【3走前までに3,4着】【前年の11~12月に重賞に出走】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第22回マーメイドステークス】登録馬

inyofu トーセンビクトリー
マキシマムドパリ
クインズミラーグロ
リーサルウェポン
ビッシュ

プリメラアスール
アースライズ
ハツガツオ
バンゴール
ショウナンバーキン

ローズウィスパー
キンショーユキヒメ
フルゲート16頭に対して今年は12頭が登録されている。もちろん全馬出走可能だ

【第22回マーメイドステークス】予想オッズ

inyofu 1 トーセンビクトリー 2.7
2 マキシマムドパリ 4.3
3 クインズミラーグロ 4.3
4 ビッシュ 5.4
5 アースライズ 9.6
6 バンゴール 13.0
7 プリメラアスール 22.7
8 キンショーユキヒメ 25.4
9 ローズウィスパー 41.0
10 ショウナンバーキン 55.2
11 リーサルウェポン 58.4
12 ハツガツオ 170.5
現時点(水曜)での予想オッズでは、トーセンビクトリーが1番人気。

【第22回マーメイドステークス】有力馬は!?

【前年の11~12月に重賞に出走】
マキシマムドパリ
inyofu マキシマムドパリ(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)は1月の愛知杯で重賞初制覇。続く大阪城Sでは13着と大敗してしまったが、これは直線で完全に前が塞がってしまったためで、評価を落とす必要はない。その後に軽症ながら脚を痛めたため、今回は状態がカギとなるが、問題なければ巻き返しは必至だろう。

【3走前までに3,4着】
クインズミラーグロ
inyofu 重賞で3戦続けて3着に好走しているクインズミラーグロ(美浦・和田正道厩舎、5歳)。プラス10キロ、プラス10キロ、マイナス12キロと、大きく馬体を増減させながら好走しているのは、地力の高さの証明だろう。阪神芝2000メートルは1600万下時に快勝している舞台。ハンデ54キロは前走と同じ斤量だけに、ここも好勝負は必至だ。

トーセンビクトリー
inyofu デビューの頃から気性面の難しさを抱えていたが、成長とともに落ち着きが出て、2走前の中山牝馬Sで重賞初制覇。母がエリザベス女王杯勝ち馬トゥザヴィクトリーという良血が、いよいよ素質を開花させてきた。前走の阪神牝馬Sは6着に敗れたが、重馬場が影響したのに加え、久々のマイルでリズム良く運べなかった印象。間隔をあけて立て直し、5月31日には栗東CWコースでラスト1ハロン11秒5の脚力で僚馬に1馬身半先着するなど、仕上がりは上々だ。


登録時点で12頭と少頭数になった今年のマーメイドステークス。
秋の飛躍を見据えた牝馬が集うが、ハンデ戦だけあって、 重賞実績馬だけでなく、格下の下位人気馬が台頭する可能性が高い一戦だ。
現時点で注目しているのはクインズミラーグロ。
重賞は未勝利であるが、今年に入ってからは重賞ですべて複勝圏内と安定感がある。
斤量も54kgは上位人気の馬の中では最も軽く、直近1年のマンハッタンカフェ産駒を見ると 阪神2000mは【3-2-4-10】でトップ成績で、初の重賞制覇を狙うこの馬の走りに注目したい。

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