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残念ダービーなんて言わないで!?第63回ラジオNIKKEI賞

2014年7月6日に福島競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第63回【ラジオNIKKEI賞】。残念ダービーとも言われてしまうこのレースは、いったいどんなものなのか、まとめてみた。
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【ラジオNIKKEI賞】の歴史!

inyofu 本競走は、1952年に4歳(現3歳)限定・別定の重賞競走『中山4歳ステークス』として創設され、当時は皐月賞の前哨戦として4月上旬に中山競馬場・芝1800mで行われていた(同年の皐月賞は4月27日開催)。
1954年から、開催時期を春のクラシックシーズン終了後の6月下旬に変更して行われるようになり、距離も2000mに延長されたが、翌年には再び1800mに戻された。その後、幾度か開催場が変更されたが、1979年から現開催場の福島競馬場に移して行われている。なお、2011年は東日本大震災の影響による福島競馬の開催中止に伴い、中山競馬場・芝1800mで行われた。
inyofu 出走資格は、1955年~1967年まで“除東京優駿競走の勝馬”と記され、日本ダービー優勝馬はこのレースに出走できなかった。1972年~1983年、1992年~2000年および2005年以降は混合競走に指定され、外国産馬に出走資格が与えられた。また、1997年から中央競馬特別指定交流競走となり、地方馬は2頭まで出走が認められた。さらに、2009年から国際競走となり、外国馬は8頭まで出走可能となった。
inyofu レース名については、1959年と1960年は『日本短波賞中山4歳ステークス』の名称で行われたが、1961年から『日本短波賞』に、そして1979年から『ラジオたんぱ賞』に変更された。さらに、2006年にレース名を『ラジオNIKKEI賞』と改称のうえ、負担重量をハンデキャップに変更して行われるようになり、現在に至っている。
【ラジオNIKKEI賞】は主に、日本ダービーに出走できなかったり、好走できなかった競走馬が出走してくる傾向があり、また出走資格として【東京優駿1着馬を除く】と設定されていた時期があった為、残念ダービーと呼ばれるようになってしまった。

【ラジオNIKKEI賞】史上最大の暴走!

動画を見る
【プランスデトワール】が1コーナーで大外に大きく逸走。【ショウナンパルフェ】と【ディアフォルティス】の進路を妨害し、【ディアフォルティス】は競走を中止。しかし、加害馬の【プランスデトワール】も競走を中止したため、処分を受けた競走馬はいないという珍事となった。

【ラジオNIKKEI賞】のレース傾向

inyofu 前走1番人気が強い!
まず、前走の単勝人気別に成績を見ると、前走で「1番人気」に支持されていた馬から優勝馬6頭、3着以内馬では全体3分の1にあたる10頭が送り出され、好走率で他を圧倒する数値を叩き出している。3着内率でそれに続くのが「2番人気」組で、前走で上位人気に推されていた馬の好走が目立っている。その一方で、「6~9番人気」組の3着内率が18.4%と、「3番人気」組とほぼ互角の数値をマークしている。前走での単勝人気にも注目する必要がありそうだ。
inyofu 前走1着馬が優勢!
次に、前走の着順別成績をまとめると、3着内率の比較では「1着」・「2~5着」の2グループと、「6~9着」・「10着以下」の2グループとでは、10%以上の開きがあった。「6着以下」組が10%超の3着率をマークいる点から、前走で掲示板(5着以内)に載れなかった馬も軽視は禁物だろうが、やはり前走で「5着以内」に好走、なかでも「1着」だった馬は、このレースでも主役候補として扱うべきだろう。
inyofu ローテーションにも注目!
前走の月別成績では、前走が「6月」だった馬が6勝を挙げ、勝率9.8%でトップに立ち、3着内率では「5月」組が22.8%でトップとなっている。該当馬は少ないものの前走が「4月以前」だった馬からも2頭の連対馬が出ているが、2007年以降の過去7年間に限れば同グループの3着内馬はゼロ。前走が何月のレースだったかをヒントに、予想を組み立ててみるのも面白いかもしれない。
【ラジオNIKKEI賞】のレース傾向では、【前走1番人気で1着】、尚且つそのレースが【6月】の競走馬が、1着になる確率が最も高いというデータがある。今回のレースではその条件を満たしている競走馬はいるのだろうか?

第63回【ラジオNIKKEI賞】登録馬!

inyofu ウインマーレライ 松岡
オウケンブラック 田中勝
カウニスクッカ 田辺
クラリティシチー 内田博
ショウナンワダチ 北村宏
トシザキミ
ハドソンヤード 松若
パワースラッガー 江田照
ピオネロ 蛯名
ブレイヴリー 古川吉
ベストドリーム
ミヤビジャスパー 池添
メドウヒルズ 吉田豊
ラディウス
ラリングクライ 戸崎
レッドグルック
ワードイズボンド

第63回【ラジオNIKKEI賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 クラリティシチー 2.5
2 ショウナンワダチ 4.9
3 ピオネロ 5.1
4 ミヤビジャスパー 8.2
5 ウインマーレライ 11.6
6 ウインフェニックス 12.8
7 イタリアンネオ 15.1
8 ラリングクライ 19.9
9 ワードイズボンド 35.4
10 オウケンブラック 55.2
11 ブレイヴリー 64.7
12 ハドソンヤード 65.8
13 メドウヒルズ 67.0
14 イダス 82.3
15 カウニスクッカ 86.9
16 パワースラッガー 132.2
17 トシザキミ 143.2
18 ラディウス 170.0
19 レッドグルック 186.3
20 ベストドリーム 217.8
21 アートフェスタ 271.3

第63回【ラジオNIKKEI賞】有力馬は!?

inyofu クラリティシチー(牡3、美浦・上原博之厩舎)は、やや勝ち切れない面こそあるものの、スプリングSで3着、皐月賞で0.5秒差の8着など、ここでは実績上位の存在。初の重賞タイトルを手にして、秋につなげたいところだろう。
inyofu ショウナンワダチ(牡3、美浦・大竹正博厩舎)は、ニュージーランドT2着から臨んだNHKマイルCでは、直線で行き場のないところに入ってしまったこともあって10着に終わった。今回はやはり距離延長が課題となるが、力のある馬だし、上位争いを期待したい。
inyofu ピオネロ(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)は、重賞でも掲示板を外しておらず、前走の白百合Sでも僅差の2着と力のあるところを見せた。ここも上位争いに絡んできそうだ。

福島競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、【ラジオNIKKEI賞】。今年の有力馬は【クラリティシチー】【ショウナンワダチ】【ピオネロ】の3強となりそうだが、【前走1番人気で1着】、尚且つそのレースが【6月】という条件を満たしている競走馬は【クラリティシチー】のみ。4回目の重賞挑戦で初制覇となるか、注目したい。

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