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1強ムード!?キタサンブラック春古馬3冠へ!!【第58回宝塚記念】

2017年6月25日(日)に阪神競馬場で行われる芝2200mのGIレース【第58回宝塚記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【宝塚記念】歴史

inyofu 一年の掉尾を飾る『有馬記念』と同様に、上半期の締めくくりのレースとして、出走馬をファン投票で選出するレースを設け、関西地区の競馬を華やかに盛り上げようという趣旨から、1960年に創設されたのが『宝塚記念』である。第1回は、4歳(現3歳)以上の馬齢重量により、阪神競馬場の芝1800mで行われた。距離については、翌1961年から2000mに、さらに1966年に現在の2200mに延長された。その後、開催時期の変更に伴い、1968年から5歳(現4歳)以上となっていた出走資格が、1987年に再び4歳(現3歳)以上に戻された。
inyofu レース名の『宝塚』とは、兵庫県南東部に位置する宝塚市のことを指す。宝塚市は、本競走が行われる阪神競馬場の所在地であり、「宝塚歌劇団」をはじめとした文化施設が数多く存在している。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝2200m(内回り)

ホームストレッチのポケットからスタートし、1コーナーに向かっていくレイアウト。1コーナーまでは約550m。直線半ばで1回目の急坂を上る。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦で、3コーナーの途中から4コーナー、直線の半ばまで緩やかに下っていく。直線距離は359.1m(Bコース使用時)。ゴール前(残り約190~70m付近)に2回目の急な上り坂が待ち受ける。終始息が入りづらく、脚をためにくいコース構造。ジャパンカップやクラシックレースとは異なる距離でタフな馬場になることも多く、馬力を競うレースになりやすい。独特の能力がここで開花し、宝塚記念でGI 初タイトルを獲得するケースも多い。

2016年【第57回宝塚記念】

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昨年の同レースでは、蛯名騎手騎乗の8番人気の牝馬マリアライト(久保田厩舎、父ディープインパクト)がゴール前で差し切って優勝した。

【宝塚記念】レース傾向

inyofu 実績と距離適性が重要

過去10年の連対馬20頭は、いずれも「JRAの2000~2200mのGI かGII」において優勝経験のある馬だった。該当馬は連対率29.4%、3着内率38.2%と好走率も優秀だ。まずは宝塚記念と近い距離のGI かGII を制した経験がある馬に注目すべきだろう。
inyofu 若い馬に注目

過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、「4歳」か「5歳」の馬だった。基本的には若い馬を重視したいレースだ。
inyofu 前走好走馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、前走の着順が「3着以内」だった。一方、「4着以下」だった馬は3着内率9.1%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走で3着以内に入っていた馬を素直に評価したい。
inyofu 同年の天皇賞(春)好走馬は苦戦気味

過去7年の出走馬105頭中、同年の天皇賞(春)で4着以内に入っていた馬は15頭いたものの、全て3着以下に敗れている。2009年以前はこの条件に該当する馬の連対例も少なくなかったが、近年は上位人気に推されながら3着以下に敗れてしまうケースが多いので、過信禁物と見るべきだろう。
inyofu 近年は前走で上位人気に推されていた馬が中心

過去7年の3着以内馬21頭中15頭は、前走が国内のレースで、「単勝3番人気以内」に支持されていた。一方、「4番人気以下」だった馬は優勝例がなく、3着内率も7.1%にとどまっている。近年の傾向を重視するならば、前走で上位人気に推されていた馬を高く評価したい。
inyofu 前走で先行していた馬は過信禁物

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走の4コーナーを4番手以下で通過していた。4コーナーを3番手以内で通過するような先行タイプの馬は評価を下げるべきだろう。
過去のレース傾向では、【2000~2200mでGII以上の優勝経験】【4,5歳】【前走3着以内】【同年の天皇賞(春)で4着以下】【前走3番人気以内】【前走4コーナーを4番手以下】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第58回宝塚記念】登録馬

inyofu キタサンブラック
シュヴァルグラン
ゴールドアクター
ミッキークイーン
サトノクラウン

レインボーライン
シャケトラ
ミッキーロケット
ヒットザターゲット
スピリッツミノル

クラリティシチー
フルゲート18頭に対して今年は11頭が登録されている。もちろん全馬出走可能だ。

【第58回宝塚記念】予想オッズ

inyofu 1 キタサンブラック 1.8
2 シャケトラ 6.6
3 ミッキークイーン 7.1
4 サトノクラウン 7.2
5 シュヴァルグラン 7.4
6 ゴールドアクター 11.9
7 レインボーライン 15.6
8 ミッキーロケット 17.3
9 ヒットザターゲット 185.7
10 スピリッツミノル 202.3
11 クラリティシチー 264.3
現時点(水曜)での予想オッズでは、キタサンブラックが1.8倍で圧倒的人気となっている。

【第58回宝塚記念】有力馬は!?

【2000~2200mでGII以上の優勝経験】【4,5歳】【前走3着以内】【前走3番人気以内】
キタサンブラック
inyofu 大阪杯、天皇賞(春)と今春のGIを連勝。特にサトノダイヤモンドとの頂上決戦と言われた天皇賞(春)では、あのディープインパクトのレコードをコンマ9秒更新しての完勝で、現役最強馬の座を掴み取った。秋の予定は凱旋門賞挑戦も含めてまだ確定していないが、まずはここで春古馬3冠制覇に挑む。昨年の本レースでは3着に敗れたが、更に大きく成長し、ダントツのファン投票1位に選出された今年は負けられない。

【2000~2200mでGII以上の優勝経験】【4,5歳】【前走3番人気以内】【前走4コーナーを4番手以下】
ミッキークイーン
inyofu 前走のヴィクトリアマイルは1番人気を裏切って7着。マイルでも実績を残しているが、オークスを制しているように、やはり最も高いパフォーマンスを発揮するのは中距離なのだろう。牝馬はエイトクラウン(1966年)、スイープトウショウ(2005年)、マリアライト(16年)と過去に3頭がこのレースを制覇している。今年のメンバーの中で唯一の牝馬。能力、実績は前記の3頭と比べても遜色なく、史上4頭目の快挙を成し遂げても不思議はない。

【4,5歳】【前走3番人気以内】【前走4コーナーを4番手以下】
シャケトラ
inyofu 昨年6月に阪神で未勝利戦を勝ち上がったシャケトラ(栗東・角居勝彦厩舎、牡4歳)は瞬く間に出世を遂げ、デビュー6戦目でGIIの日経賞を制した好素材だ。前走の天皇賞・春がGI初出走で、歴戦の強者たちを前になすすべもなく9着に敗れたが、阪神は3戦3勝(内回りで2勝)とコース適性が高い。今回は同じ阪神内回り芝2200メートルの境港特別を勝ったときのクリストフ・ルメール騎手と2度目のコンビを組む。2度目のGIでもあり、侮れない存在だ。


今週末は上半期の総決算である宝塚記念。
登録こそ11頭と少ないが、GIホース4頭を含む重賞ウイナー9頭が名を連ねており、ハイレベルな熱戦が繰り広げられることは間違いないだろう。
堂々の主役は昨年に続いてファン投票1位のキタサンブラックだ。
2016年の年度代表馬は今年に入ってGIを2勝。GIに昇格した大阪杯で初代王者の座につくと、続く天皇賞(春)では サトノダイヤモンドに有馬記念でのリベンジを果たして連覇を達成した。
今年は向かうところ敵なしの勢いで挑む。
もし宝塚記念を制すると、春古馬3冠達成の褒賞金2億円も獲得することになるので陣営も本気で取りにくるだろう。
メンバーから1強の図式は揺るがず、その勝ちっぷりに注目すべき一戦だ。

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