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高額落札馬のその後は・・・・・?セレクトセール1億超え3歳馬の春クラシック成績まとめ

先日開催され、例年の水準を大幅に上回る高額落札の連発で話題を呼んだ『2017年セレクトセール』。

現在古馬路線で活躍しているサトノダイヤモンド(2013年セレクトセール当歳馬の部落札額2位・2億3000万円)、青葉賞を制しダービーへ駒を進めたヴァンキッシュラン(2013年セレクトセール当歳馬の部落札額3位・1億9000万円)、きさらぎ賞3着の現準OP馬ロイカバード(2013年セレクトセール当歳馬の部落札額1位・2億4000万円)、東京新聞杯2着馬プロディガルサン(2014年セレクトセール1歳馬の部落札額3位・1億8000万円)などなど、現4歳世代の『高額落札馬』の活躍が目立ったことも、購買意欲の向上に繋がったのかもしれません。

それでは上記の1歳下、現3歳世代の『セレクトセール高額落札馬』は、今年のクラシック路線でいったいどんな成績を残しているのでしょうか。

今回は【2014年セレクトセール当歳馬の部】【2015年セレクトセール1歳馬の部】で落札額1億円(税別)を超えた現3歳馬14頭が、何という馬名になり、春までにどんな成績を残したのかをまとめてみました!
(※獲得総賞金は7月9日時点までのものとなっています。)
馬キュレ

[落札額世代14位:1億500万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中8位)
【トリプレックスの2014(牡・父キングカメハメハ)】
競走馬名『ダイワキャグニー』
2016年11月にデビュー勝ちを収め、続く500万下も快勝。弥生賞は2番人気の支持を集めたものの9着に敗れてしまい、皐月賞出走は叶いませんでしたが、プリンシパルSを勝ってダービー出走を果たしました。
ここまでの通算成績5戦3勝、獲得総賞金3656万4000円。大敗したとはいえ、1世代最大18枠しか用意されない『日本ダービー出走枠』のうち1つを確保している時点で、十分大活躍と言えるでしょう。秋初戦は毎日王冠を目標にしているとのことです。
なお、今年のセレクトセールでは『母トリプレックス』の上場はありませんでした。

[落札額世代13位:1億1000万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中7位)
【コンテスティッドの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『サトノルーラー』
今年の1月に初陣を迎え2着、2走目の未勝利戦はクビ差の勝利。その後は500万下で2走続けて2番人気に推されていますが、2走続けて掲示板にも載れずという成績が続いてしまっています。多い時で522キロという大柄な馬ですし、本領発揮はもう少し体力が付いてきてからでしょう。
ここまでの通算成績4戦1勝2着1回、獲得総賞金740万円。もう少しで消費税分(1億1000万円×8%=880万円)に届きそうですね。
なお今年のセレクトセール当歳馬の部にて、全弟が2億円で落札されています。

[落札額世代12位:1億3500万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中6位)
【コケレールの2014(牝・父ディープインパクト)】
競走馬名『ヴィニー』
デビューからの2戦は早い上がりを使うものの差し切れず、距離を延長した3走目で初勝利。これが今年の1月5日のことですが、以降は出走がありません(屈腱炎を発症したらしい、という噂も・・・・・)。
ここまでの通算成績3戦1勝、獲得総賞金575万円。
なお、今年のセレクトセールでは『母コケレール』の上場はありませんでした。

[落札額世代同率10位:1億4000万円]

2014年セレクトセール当歳馬の部で落札(同セール当歳馬中同率5位)
【ターフローズの2014(牡・父ステイゴールド)】
競走馬名『(登録無し)』
セレクトセールで高額落札された後、何らかの事情でデビューしない馬はたまにいます。まだ3歳の夏なので何とも言えませんが、この馬も現時点で馬名が登録されておらず、当然出走歴も無しという状況になっています。
なお、今年のセレクトセールでは『母ターフローズ』の上場はありませんでした。

[落札額世代同率10位:1億4000万円]

2014年セレクトセール当歳馬の部で落札(同セール当歳馬中同率5位)
【ウィーミスフランキーの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『ザウォルドルフ』
昨年9月に1番人気でデビューしましたが5着で、現在のところこれが最高着順。ここまでの通算成績は6戦0勝、獲得総賞金70万円となっています。未勝利戦も残り僅かですし、まずは初勝利を目指してほしいところです。
なお今年のセレクトセール1歳馬の部にて、父オルフェーヴルの半妹が6200万円で落札されています。

[落札額世代9位:1億5500万円]

2014年セレクトセール当歳馬の部で落札(同セール当歳馬中4位)
【ピラミマの2014(牡・父ハーツクライ)】
競走馬名『スワーヴリチャード』
先に書いてしまいますが、今回紹介する高額馬の中で最も出世したのがこの馬です。ダービー2着馬ですので、名前を見た瞬間にピンと来た人も多かったでしょう。
デビュー戦は惜しくもハナ差で敗れてしまいましたが、2戦目の未勝利戦を単勝1.1倍の断然人気に応えて勝利。続く東スポ杯2歳S2着、共同通信杯勝ち・・・・・と、着実にクラシック路線で好走し、世代の王者決定戦・ダービーでは勝ち馬から4分の3馬身差の2着となりました。
ここまでの通算成績は6戦2勝2着3回、獲得総賞金1億4731万4000円となっていますが、3歳春まででこれなら、よほどのことがない限りほぼ確実に『自身の落札額超え』の総賞金となるでしょう。
なお、今年のセレクトセールでは『母ピラミマ』の上場はありませんでした。

[落札額世代8位:1億6000万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中5位)
【サラフィナの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『ジェニアル』
血統と値段の影響があってか、遅いデビュー(3月)ながら初陣は芝2200m。その後もクラシックを意識したかのような中距離戦で3連敗してしまいましたが、芝1400mに短縮した7月8日の未勝利戦で、ようやく待望の初勝利を挙げました。
ここまでの通算成績4戦1勝、獲得総賞金550万円。なかなかの好時計勝ちでしたし、今後も1400m前後での活躍が期待できそうです。
なお、今年のセレクトセールでは『母サラフィナ』の上場はありませんでした。

[落札額世代7位:1億8000万円]

2014年セレクトセール当歳馬の部で落札(同セール当歳馬中3位)
【ミュージカルウェイの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『Deep Music→Lethal Impact』
外国人馬主に落札され、一度「Deep Music」という名前で登録。その後「Lethal Impact」に改名し、イギリスで4戦しているとのことですが、今のところ初勝利の報はありません。最後の出走が約1ヶ月前ですので、そろそろ5走目が見られるかもしれませんね。
なお、今年のセレクトセールでは『母ミュージカルウェイ』の上場はありませんでした。

[落札額世代6位:1億9500万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中4位)
【キングスローズの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『サトノアーサー』
2016年10月の新馬戦、同年12月の500万下を2連勝。今年に入ってからもきさらぎ賞と毎日杯で連続2着に入り、ダービー出走を果たしました(5番人気10着)。
ここまでの通算成績5戦2勝2着2回、獲得総賞金4529万円。スワーヴリチャードと比較してしまうと一歩及ばずですが、重賞連対2回・ダービー出走という戦績は十分立派と言えるでしょう。
なお今年のセレクトセール1歳馬の部にて、父ロードカナロアの半弟が1億8000万円で落札されています。

[落札額世代5位:2億2000万円]

2014年セレクトセール当歳馬の部で落札(同セール当歳馬中2位)
【アドマイヤキラメキの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『ジョンドゥ』
セレクトセールで落札したのは『トーセン』冠名でお馴染みの島川隆哉氏でしたが、デビューが遅れに遅れている上、名義が生産者ノーザンファーム場長の奥方・吉田和美氏に替わって馬名登録されています。
(デビューが危ぶまれるようなアクシデントがあった場合などに、いわゆる『返品』のような格好で、生産者が引き取ってデビューさせるケースが・・・・・。あ、あくまで「そういうケースもある」という話なので、この馬がそうだとは限りませんよ)
現在デビューに向けて調教が行われているそうですので、ひょっとすると「遅れてきた大物」になるかもしれませんね。
なお、今年のセレクトセールでは『母アドマイヤキラメキ』の上場はありませんでした。

[落札額世代同率3位:2億3000万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中同率2位)
【ラッシュラッシーズの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『ダブルバインド』
昨年11月にデビューしたものの単勝1.5倍で11着、約半年ぶりの実戦となった今年5月の2走目も4着。この2回はそれぞれやや重と不良馬場でのレースでしたが、良馬場の前走が2着でしたので、もしかすると単なる重馬場下手かもしれません。
ここまでの通算成績3戦0勝2着1回、獲得総賞金275万円。前走でメドは立っているので、夏の間の勝ち上がりが期待できそうです。
なお、今年のセレクトセールでは『母ラッシュラッシーズ』の上場はありませんでした。

[落札額世代同率3位:2億3000万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中同率2位)
【シャンパンドーロの2014(牡・父Tapit)】
競走馬名『フォギーナイト』
父Tapitは産駒が主にアメリカで大活躍している北米リーディングサイヤー。日本には海外セールで購入された仔馬や、母馬を輸入した時の持込馬などの計50頭少々しか産駒がいませんが、その中からテスタマッタ、ラニ、ゴールデンバローズなど活躍馬が多数出ています。
この馬も持込馬の中の1頭で、単勝1.3倍の断然人気に応えてデビュー戦を快勝しましたが、2戦目のヒヤシンスSは4着。以降は今のところ出走していませんが、ヒヤシンスSからは後のUAEダービー2着馬エピカリス、羽田盃馬キャプテンキング等が出ていますので、復帰後の活躍が期待できそうです。ここまでの通算成績2戦1勝、獲得総賞金970万円。
なお今年のセレクトセール1歳馬の部にて、父ディープインパクトの半弟が1億9500万円で落札されています。

[落札額世代2位:2億3500万円]

2015年セレクトセール1歳馬の部で落札(同セール1歳馬中1位)
【ジョコンダIIの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『サトノヴィクトリー』
宝塚記念を制したサトノクラウン(父Marju)の半弟。父がディープインパクトに替わったとあって、2015年の1歳セール最高額となりましたが、今のところは特筆すべき点もなく、通算成績3戦0勝、獲得総賞金0円となっています。
半兄サトノクラウンが4歳暮れと5歳6月にGIを勝っているという、ちょっと晩成傾向が見え隠れする血統ですし、今後の成長があるかもしれません。
なお、今年のセレクトセールでは『母ジョコンダ』の上場はありませんでした。

[落札額世代1位:2億5000万円]

2014年セレクトセール当歳馬の部で落札(同セール当歳馬中1位)
【アゼリの2014(牡・父ディープインパクト)】
競走馬名『アドマイヤアゼリ』
1つ上の全兄ロイカバード(2013年セレクトセール当歳馬の部落札額1位・2億4000万円)は京都新聞杯ときさらぎ賞で3着、現準OP馬。この馬は新馬戦2着、2走目の未勝利戦を勝ち、500万下で8着3着。ここまでの通算成績は4戦1勝2着1回3着1回、獲得総賞金960万円となっています。
中央競馬でデビューした馬のうち、おおよそ半数が1勝もできないままターフを去っていくことを考えれば、1勝を挙げ500万下でもメドを立てているこの馬や、重賞3着2回、準OPまで出世した全兄は十分走っているほうなのですが、どちらも値段を考えると・・・・・といったところでしょうか。今後の活躍に注目したいところです。
なお、今年のセレクトセールでは『母アゼリ』の上場はありませんでした。

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