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2歳世代で最初の重賞レース!!【第49回函館2歳ステークス】

2017年7月23日(日)に函館競馬場で行われる芝1200mのGIIIレース【第49回函館2歳ステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【函館2歳ステークス】歴史

inyofu 函館2歳Sは、函館競馬場芝1200mを舞台に馬齢重量で争われる3歳(現2歳)限定の重賞競走として1969年に創設された。1994年に同競馬場芝コースの洋芝化に伴う馬場改修工事を行い、翌1995年から洋芝を使った新しい芝コースの運用が開始され、緑鮮やかな芝コースを舞台に若駒たちが熱戦を繰り広げている。
inyofu また、1996年以前の夏の北海道シリーズでは、札幌競馬のあとに函館競馬が開催されていたが、1997年に函館と札幌の開催日程が入れ替えられたため、本競走は2歳馬による最初の重賞競走となった。

コースの特徴

inyofu 函館・芝1200m

スタート地点は2コーナー奥の引き込み線にあり、バックストレッチを3コーナーまで真っすぐに向かっていくレイアウト。バックストレッチから4コーナーの入り口にかけて緩やかに上り、4コーナーの途中から直線(残り約100m付近)まで緩やかに下って、ラスト100mは平坦となる。直線の距離は262.1m(Bコース使用時)。レース前半が厳しいため、後半で上がりのかかるタフなコース。スプリント能力はもちろんだが、洋芝のタフな馬場を走り抜くパワーも要求される。

2016年【第48回函館2歳ステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、三浦皇成騎手の2番人気レヴァンテライオン(安田厩舎、父キンシャサノキセキ)が2歳コースレコードで快勝した。

【函館2歳ステークス】レース傾向

inyofu キャリア「1戦」の馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中21頭は、通算出走数が「1戦」だった。一方、「2戦以上」だった馬は3着内率14.8%とやや苦戦している。ちなみに、日本ダービーの翌週から2歳戦が開催されるようになった2012年以降に限ると、通算出走数が「1戦」だった馬は(5・3・5・38)で3着内率25.5%とやや数値が上昇しているのに対し、「2戦以上」だった馬は〔0・2・0・27〕で3着内率6.9%とより苦戦している。今年もまずはキャリア「1戦」の馬に注目すべきだろう。
inyofu 先行策で勝った経験がある馬に注目

過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、JRAの芝のレースで4コーナーを5番手以内で通過して優勝した経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が4.9%にとどまっているうえ、2010年以降の該当馬は(0・0・0・31)とすべて4着以下に敗れている。先行して勝った経験のない馬は過信禁物と見るべきだろう。
inyofu 馬体重の重い馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中29頭は、前走の馬体重が「480kg未満」だった。一方、「480kg以上」だった馬で3着以内に入ったのは2012年2着のコスモシルバード(前走488kg)だけで、該当馬の3着内率は4.2%と低い。馬体重の重い馬はやや評価を下げた方が良さそうだ。
inyofu 誕生日が早い馬ほど堅実

過去10年の出走馬の誕生月別成績を調べると、連対率や3着内率は誕生月が早いほど高くなっている。優勝馬の数は「3月」生まれと「4月」生まれの馬が多いものの、現2歳世代の馬にとっては最初のJRA重賞ということもあって、早生まれの馬にはそれなりのアドバンテージがあると見るべきだろう。
inyofu 近年の優勝馬は4月上旬までに生まれた馬ばかり

過去7年の優勝馬7頭は、いずれも誕生日が4月9日以前だった。〔表5〕で挙げた傾向からもわかる通り、遅生まれの馬は評価を下げるべきだろう。また、この7頭は通算出走数が1戦だった点、JRAの芝のレースで4コーナーを3番手以内で通過して優勝した経験があった点、前走の馬体重が480kg未満だった点も共通している。
過去のレース傾向では、【キャリア1戦】【4コーナーを5番手以内で優勝】【480kg未満】【4月生まれまでの馬】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第49回函館2歳ステークス】登録馬

inyofu アリア
ウインジェルベーラ
ガウラミディ
キタノユウキ
サンダベンポート

ジェッシージェニー
スズカマンサク
デルマキセキ
ナンヨープランタン
パッセ

ベイビーキャズ
モルトアレグロ
カシアス
ダンツクレイオー
リンガラポップス

ホワイトサクセス

【地方馬:1頭】
ヤマノファイト
フルゲート16頭に対して今年は17頭が登録されている。現時点では未勝利のホワイトサクセスが除外対象となっている。

【第49回函館2歳ステークス】予想オッズ

inyofu 1 ナンヨープランタン 2.9
2 カシアス 3.3
3 モルトアレグロ 5.8
4 アリア 6.3
5 スズカマンサク 10.9
6 リンガラポップス 14.3
7 デルマキセキ 21.8
8 パッセ 26.6
9 ベイビーキャズ 32.6
10 ダンツクレイオー 33.3
11 ウインジェルベーラ 56.2
12 ジェッシージェニー 73.8
13 キタノユウキ 80.2
14 ガウラミディ 139.1
15 ホワイトサクセス 195.1
16 ヤマノファイト 196.6
17 サンダベンポート 220.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、ナンヨープランタンが1番人気。僅差でカシアスが2番人気と続いている。

【第49回函館2歳ステークス】有力馬は!?

【キャリア1戦】【4コーナーを5番手以内で優勝】【480kg未満】【4月生まれまでの馬】
ナンヨープランタン
inyofu ナンヨープランタン(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)は函館芝1200mの新馬戦をV。道中は追走に苦労していたものの、直線では見事な脚を繰り出して見せた。2、3着馬も2戦目ですぐさま勝ち上がっており、レースレベルも高かったと言える。無傷の2連勝で重賞初制覇を飾れるか。

【キャリア1戦】【480kg未満】【4月生まれまでの馬】
モルトアレグロ
inyofu モルトアレグロ(美浦・武井亮厩舎、牝)はダート1000メートル戦でV。余力残しで勝っているので、ひと叩きした上積みは十分に見込める。12日の1週前追いは函館芝で5ハロン64秒0をマーク。パワーがあるので洋芝にも不安はなく、1ハロンの距離延長も問題はない。芝デビュー組をまとめて負かすだけの能力はある。吉田隼人騎手は函館開催のリーディングがかかっているだけに、注目したい。

【4コーナーを5番手以内で優勝】【480kg未満】【4月生まれまでの馬】
カシアス
inyofu カシアス(栗東・清水久詞厩舎、牡)は初戦(函館芝1200メートル)は逃げて2着に敗れたが、同じ舞台だった続く未勝利戦を好位から楽に抜け出して圧勝。タイム1分9秒4(良)は初戦から0秒4短縮し、今回のメンバーの中では一番速い。引き続き函館競馬場で調整され、12日のWコースでの1週前追い切りでも軽快な脚さばきを披露。いい状態で出走できそうだ。


6月17日から行われてきた函館競馬は今週でフィナーレを迎える。
日曜メインは現2歳世代でJRA最初の重賞レースとなる函館2歳ステークス。
まだ右も左も分からない2歳馬だけに波乱必死だろう。
上記3頭はもちろん有力どころだが、それ以外で狙ってみたいのがアリア。
初戦は終始外を回す形で折り合い難なく完勝。2着馬も次走でしっかり勝っていることも評価したい。
今年はどの馬が2歳重賞初勝利を挙げるのか、大いに注目される。

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