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今年もスピード自慢が集結!!唯一の直線重賞【第17回アイビスサマーダッシュ】

2017年7月30日(日)に新潟競馬場で行われる芝1000mのGIIIレース【第17回アイビスサマーダッシュ】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
Horse Racing Grass Track

【アイビスサマーダッシュ】歴史

inyofu アイビスサマーダッシュは、中央競馬で唯一の直線コースを舞台に争われる重賞として2001年に創設された。2005年まで8月の後半に行われていたが、2006年以降は夏の新潟開催の開幕週(7月中旬~8月上旬)に行われ、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた『サマースプリントシリーズ』の第3戦に指定されている(2011年までは第2戦として開催)
inyofu 競走名の「アイビス(Ibis)」は、英語で「トキ」のことを指す。トキは新潟県の県鳥で、新潟競馬場の「アイビススタンド」の名称にも使用されている。

コースの特徴

inyofu 新潟・芝1000m(直線)

JRAの中で唯一、直線のみで行われるコース。スタートから約240mが緩やかな上りで、そこから約200m緩やかに下り、残りの約560mはほぼ平坦と言えるコース構造。馬群が外ラチ沿いに固まるケースが多いため、外枠からスタートして、先に良いポジションを取れるダッシュ力があると、レースを有利に運べる。ダッシュ力と、長い直線でスピードを持続し続ける能力が要求されるコースだ。

2016年【第16回アイビスサマーダッシュ】

動画を見る
昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗の1番人気ベルカント(角田厩舎、父サクラバクシンオー)が2番人気のネロとの一騎打ちを制して連覇した。

【アイビスサマーダッシュ】レース傾向

inyofu まずは枠番別の成績をチェック

直線・芝1000mでのレースは、観客に近い外ラチ沿いに馬が密集することが多く、その迫力は新潟競馬場でしか味わえない、いわば「名物」。そこで、枠番別の成績を調べると、外枠の成績が良好で、過去10年の優勝馬の半数以上(6頭)は7枠より外の馬となっている。内寄りの枠では2枠と4枠が計3勝を挙げているが、その3勝はいずれも単勝1番人気馬によるものだ。
inyofu 上位人気馬が優勢だが

過去10年の優勝馬のうち7頭は、単勝3番人気以内の支持を集めていた。また、2着馬と3着馬は共に10頭中8頭が6番人気以内の馬となっており、上位人気に支持された馬が優勢だ。単勝オッズ別の成績も調べてみると、「3.9倍以下」で臨んだ馬が好成績で、「7.0~9.9倍」と「10.0~14.9倍」の成績も良好となっている。それに対し、「4.0~6.9倍」のエリアがいまひとつとなっているのが特徴的だ。
inyofu 4歳馬と5歳馬が中心

過去10年の年齢別成績をチェックしてみると、中心になっているのは4歳馬と5歳馬。3歳馬は14頭が出走したが、2着が最高着順(2014年のフクノドリーム)となっているほか、単勝1番人気に推された3歳馬は3頭いたが、全て5着以下に敗れている。また、7歳以上の馬は延べ45頭が出走して、3着以内に入ったのは2014年の優勝馬セイコーライコウ(単勝1番人気)だけとなっている。
inyofu 所属別の成績にも特徴あり

この条件を求めて、東西から出走馬が集まるのがアイビスサマーダッシュの特徴のひとつ。そこで、出走馬の所属別成績を調べると、連対率と3着内率はほとんど変わらない数値になっているものの、関西馬が9勝で関東馬は1勝、2着は関東馬が8回で関西馬は2回と対照的になっているのが興味深い。
inyofu ハンデ戦で連対していた馬が好成績 過去6年のアイビスサマーダッシュでは、「4走前までにハンデ戦で2着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。ちなみに2005~2010年の連対馬でこれに該当するのは、2007年2着のナカヤマパラダイスだけ。近年の特徴的な傾向として注目できるデータだ。
inyofu 4走前までに重賞で4、5着があった馬が3連勝中

過去3年のアイビスサマーダッシュでは、「4走前までに重賞で4着または5着に入っていた」という経験のある馬が優勝している。そして、この優勝馬3頭はいずれも該当する重賞が芝1200mのレースだった点で共通している。
過去のレース傾向では、【4,5歳馬】【関西馬】【4走前までにハンデ戦で2着以内】【4走前までに重賞で4,5着】【7,8枠】【3番人気以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第17回アイビスサマーダッシュ】登録馬

inyofu ネロ
フィドゥーシア
ラインスピリット
ナリタスターワン
ナガラオリオン

プレイズエターナル
アクティブミノル
シンボリディスコ
レヴァンテライオン
レジーナフォルテ

アースエンジェル
イオラニ
キープレイヤー
ダンシングワンダー
ラインミーティア

オヒア
ブライトチェリー
レッドラウダ
フルゲート18頭に対して今年は18頭が登録されている。もちろん全馬出走可能だ。

【第17回アイビスサマーダッシュ】予想オッズ

inyofu 1 フィドゥーシア 2.6
2 ネロ 3.1
3 アクティブミノル 6.6
4 レッドラウダ 11.1
5 プレイズエターナル 12.3
6 シンボリディスコ 13.9
7 レジーナフォルテ 14.7
8 ラインスピリット 17.0
9 ラインミーティア 26.5
10 レヴァンテライオン 33.4
11 イオラニ 56.9
12 ナリタスターワン 82.0
13 ナガラオリオン 89.1
14 アースエンジェル 101.6
15 ブライトチェリー 195.2
16 ダンシングワンダー 223.6
17 キープレイヤー 595.0
18 オヒア 922.3
現時点(水曜)での予想オッズでは、OP連勝中のフィドゥーシアが1番人気となっている。

【第17回アイビスサマーダッシュ】有力馬は!?

【4,5歳馬】【関西馬】【4走前までにハンデ戦で2着以内】
フィドゥーシア
inyofu フィドゥーシア(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)は春雷S、韋駄天Sとオープン特別を連勝中。母が高松宮記念・スプリンターズSを制した名牝ビリーヴという良血馬がいよいよ本格化してきた。特に前走は強い内容で、この条件への適性はかなり高そう。3連勝での重賞制覇なるか。

【関西馬】
ネロ
inyofu 昨年のこのレース2着を含め、千直は【2・3・0・0】とパーフェクト連対で適性の高さは抜群。持ち時計の54秒1もメンバー最速タイだ。2走前のGIII京阪杯で重賞初制覇を飾ったが、1000メートルの方が信頼が増す。今回はシルクロードS11着以来6カ月ぶりのレースだが、栗東での1週前追いでは坂路で4ハロン49秒0の好時計を馬なりでマーク。態勢はほぼ整っているといっていい。

【4,5歳馬】【関西馬】
アクティブミノル
inyofu 函館2歳S、セントウルSと重賞2勝の実績馬アクティブミノル(栗東・北出成人厩舎、牡5歳)が千直に矛先を向けてきた。長く不振が続いていたが、前走のCBC賞3着で復活の兆しが見えてきた。初の直線競馬が刺激になる可能性もあり、侮れない存在だ。


福島開催が終了し、今週から6週間の日程で新潟競馬がスタート!
開幕週を告げる直線1000mの名物重賞、アイビスサマーダッシュは、 秋の短距離GIに向けた前哨戦という意味でも見逃せない一戦だ。
上記のフィドゥーシアとネロが抜けているが、新鮮度ならアクティブミノルを推したい。
成績が低迷しもう終わった馬と思われたが、前走CBC賞でブリンカー着用で3着と復調の兆しを見せた。
元々セントウルステークスを逃げ切ったこともある馬、ようやく本来の競馬ができたという印象だ。
この舞台ならスピードを生かせそうだし、前走同様に集中して走れば初の千直を制覇してもなんら不思議ではない。
他では千直に安定感あるレッドラウダ、シンボリディスコまで広げたい。

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