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「フィドゥーシア」体に芯が入ってきた!自分のペースで行く【アイビスSD】

遅咲きの良血馬フィドゥーシアがアイビスサマーダッシュに駒を進める。新潟開催だった2002年のスプリンターズステークスを制したビリーヴを母に持つ良血馬だが、奥手なところがありオープン入りは5歳1月と時間を要した。それでも中山の春雷ステークスで人気薄ながら勝利を飾ると、初の直線競馬となった韋駄天ステークスでは母譲りのスピードを生かして好時計で勝利を収めた。母がGⅠを制した新潟の地で娘も重賞初制覇を飾れるか。そんなフィドゥーシアについてまとめてみた。
馬キュレ

【長篠S】マイペースに持ち込んでオープン入り!

2番枠から好スタート決めてすんなり先手を奪うと、前半3ハロン34秒6のマイペースに持ち込む。そして直線では馬場のいいところを通り、上がり3ハロンを33秒7でまとめて押し切り勝ちを収めた。
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inyofu 1着 フィドゥーシア(石橋脩騎手) 「内枠でしたから、ハナに行くことは考えていました。楽に先手を取って、馬場の内の悪くないギリギリのところを通って、直線は3~4頭分外に出しました。最後もソラを使うこともなく、しっかり反応してくれました」

【春雷S】2番手からしぶとく押し切る!

10番枠からダッシュよくゲートを出て、逃げるラズールリッキーをマークする形で2番手の好位につける。そして直線の入り口で先頭に立つと、キングハートらの猛追をねじ伏せて押し切り勝ちを収めた。
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inyofu 1着 フィドゥーシア(吉田豊騎手) 「脚を溜めるよりも早めのレースをしてほしいと言われていました。52キロという斤量もありますが、いいスピードを持っています」
inyofu (松元茂樹調教師) 「早めの競馬をしてほしかったのですが、何とか思い通りの形になりました。毛ヅヤはあと一歩で、良くなっている段階です。新潟の直線レースを視野に入れたいです」

【韋駄天S】初の直線も母譲りのスピードで快勝!

8番枠からまずまずのスタートを切ると、外ラチ沿いに進路を取り3番手の好位につける。残り400mで先頭に躍り出ると、メンバー3位の末脚でシンボリディスコらの追い上げをものともせずに押し切り、54秒3の好タイムで2連勝を飾った。
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inyofu 1着 フィドゥーシア(石橋脩騎手) 「スタートも上手に出ましたし、自分のリズムで馬場のいいところへ運んで行けました。ゴーサインを出してからも良かったですね。馬も良くなって来ていて、直線1000mも向いているのでしょう。強かったです」

【アイビスSD】直前情報!レース2週前に調子を取り戻す!

追い切り後の金折知則調教助手のコメントは以下の通り。
inyofu (前走後の調整について) 「韋駄天Sで凄いパフォーマンスを見せてくれたので、レース直後からガクッときたみたいです。こちらでも調整したのですが、一度大山ヒルズへ放牧に出まして、調整してもらいました。 (戻ってきたのは)1ヶ月と2週前ぐらいです。 まだ息ができていなくて、それを整えるのに手間取りました」
inyofu (調教過程を振り返って) 「それまでは息の入りが荒かったのですが、そこで先週は本追い切りのつもりでやりました。その後は息遣いが良くなってきました。 今週はCウッドで、直接向正面から出して、馬の気分に任せてサッと行かせました。最後だけ気合いをつける程度でやりました。 先週辺りから凄く良くなってきて、今週の動きも、乗っていて、これなら走れそうだなと思いました」

アイビスサマーダッシュの傾向!中心は4・5歳馬!

inyofu 過去10年の年齢別成績をチェックしてみると、中心になっているのは4歳馬と5歳馬。3歳馬は14頭が出走したが、2着が最高着順(2014年のフクノドリーム)となっているほか、単勝1番人気に推された3歳馬は3頭いたが、全て5着以下に敗れている。また、7歳以上の馬は延べ45頭が出走して、3着以内に入ったのは2014年の優勝馬セイコーライコウ(単勝1番人気)だけとなっている。
inyofu 過去6年のアイビスサマーダッシュでは、「4走前までにハンデ戦で2着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。ちなみに2005~2010年の連対馬でこれに該当するのは、2007年2着のナカヤマパラダイスだけ。近年の特徴的な傾向として注目できるデータだ。

彼女にとって重賞は最下位に沈んだ今年の京都牝馬ステークス以来2回目の挑戦となるが、能力の違いで勝利した前走を見ると、このメンバーなら勝ち負けになるチャンスは十分にありそうだ。偉大なる母に続くべく短距離女王への階段を上り始める。

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