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ダート1700mで行われる唯一の重賞【第22回エルムステークス】

2017年8月13日(日)に札幌競馬場で行われるダート1700mのGIIIレース【第22回エルムステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【エルムステークス】歴史

inyofu 1996年にダート重賞競走の整備の一環として、4歳(現3歳)以上・別定の重賞競走『シーサイドステークス』が創設され、第1回は函館競馬場・ダート1700mで行われた。翌1997年、函館競馬と札幌競馬の開催日程の入れ替えに伴い、本競走は舞台を札幌競馬場・ダート1700mに移され、競走名も『エルムステークス』と改称された。
inyofu エルム(Elm)は、ニレ科ニレ属の植物の総称。日本ではその中でも特にハルニレを英名(Japanese Elm)からエルムと呼ぶ。ハルニレは沖縄を除く日本全土に分布するが、特に北日本に多く、街路樹や公園樹に用いられている。花言葉は「信頼」「高貴」。

コースの特徴

inyofu 札幌・ダート1700m

ホームストレッチ半ばからのスタート。1コーナーまでの距離が300m弱と短い。このため、レース前半からインをロスなく走れる馬が好走しやすい。ただし、コーナーで加速がつきやすいコースのため、レース前半が速く、中盤(向正面)でペースが緩むようなケースでは、逆に外からのマクり、差しが決まりやすい。3コーナーで中団より前に取り付き、ゴールまでスピードを持続する体力を持った馬が走りやすいコースだ。

2016年【第21回エルムステークス】

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昨年の同レースでは、黛騎手騎乗の7番人気リッカルド(黒岩厩舎、父フサイチリシャール)が差し切って重賞初制覇した。

【エルムステークス】レース傾向

inyofu 年齢と前走の着順がポイント

過去10年の年齢別成績を見ると、おおむね若い馬ほど高い3着内率をマークしている。特に「4歳以下」の馬は〔4・2・5・13〕(3着内率45.8%)と堅実だ。
inyofu 先行力の高い馬が優勢

過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は、前走が国内のレースで、そのレースの4コーナーを「4番手以内」で通過していた。一方、「5番手以下」で通過していた馬は3着内率7.4%と苦戦している。札幌競馬場のダートコースはゴール前の直線が264.3mしかないだけに、先行力が高い馬を重視すべきだろう。
inyofu 内寄りの枠に入った馬は割り引きが必要

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、枠番が「4~8枠」だった。一方、「1~3枠」の馬は3着内率13.3%とやや苦戦している。ちなみに、2011年以降に札幌・ダート1700mで行われた5回(2011年、2012年、2014~2016年)に限ると、枠番が「1~3枠」だった馬の成績は〔0・0・0・15〕(3着内率0%)だ。今年も内寄りの枠に入った馬は評価を下げるべきかもしれない。
inyofu 近年は前走から中2週以内の馬が不振

夏の北海道開催が短縮されて開催時期が7月下旬~8月下旬に繰り上げられた2012年以降の3着以内馬延べ15頭は、いずれも前走との間隔が「中3週以上」だった。一方、前走から「中2週以内」で臨んだ12頭は全て4着以下に敗れている。前走との間隔に余裕がない馬は過信禁物と見るべきだろう。
inyofu 不安要素が少ない馬に注目

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも年齢が「6歳以下」だった。また、この5頭は前走の着順が「6着以内」だった点、前走の4コーナーの通過順が「5番手以内」だった点、エルムSの枠番が「4~8枠」だった点、前走との間隔が「中3週以上」だった点も共通している。
過去のレース傾向では、【4歳以下】【前走4コーナーで4番手以内】【中3週以上】【前走6着以内】【4枠以上】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第22回エルムステークス】登録馬

inyofu 地方馬
オヤコダカ
タマモホルン

クリノスターオー
テイエムジンソク
モンドクラッセ
ピオネロ
ドリームキラリ

メイショウスミトモ
リッカルド
ロンドンタウン
ショウナンアポロン
コスモカナディアン

マイティティー
リーゼントロック

除外対象

サングラス
ヨヨギマック
ラインハート
フルゲート14頭に対して今年は17頭が登録されている。現時点でサングラス、ヨヨギマック、ラインハートの順で除外対象となっている。

【第22回エルムステークス】予想オッズ

inyofu 1 テイエムジンソク 1.9
2 ピオネロ 4.3
3 ロンドンタウン 6.9
4 クリノスターオー 7.7
5 モンドクラッセ 11.1
6 コスモカナディアン 12.7
7 リーゼントロック 25.8
8 メイショウスミトモ 29.0
9 オヤコダカ 35.0
10 リッカルド 48.2
11 ショウナンアポロン 113.2
12 ドリームキラリ 128.7
13 サングラス 172.6
14 ヨヨギマック 286.0
15 タマモホルン 442.4
16 ラインハート 488.1
17 マイティティー 544.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、3連勝中のテイエムジンソクが圧倒的1番人気となっている。

【第22回エルムステークス】有力馬は!?

【前走4コーナーで4番手以内】【中3週以上】【前走6着以内】
テイエムジンソク
inyofu  テイエムジンソク(牡5、栗東・木原一良厩舎)は東大路S(1600万下)、大沼S、マリーンSと3連勝中。4馬身差、4馬身差、5馬身差とその内容も圧勝ばかりで、完全に本格化したと言っていいだろう。重賞初挑戦のここも突破して、秋の大レースに向かいたいところだ。

【前走4コーナーで4番手以内】【中3週以上】【前走6着以内】
ピオネロ
inyofu ピオネロ(栗東・松永幹夫厩舎、牡6歳)は名古屋大賞典2着、平安S4着、マーキュリーC2着とここ3戦、重賞で安定した成績を残している。札幌は未経験だが、小回りコースでの好走も目立つので不安はないはず。引き続き上位争いが期待できる。

【前走4コーナーで4番手以内】【中3週以上】
クリノスターオー
inyofu このレース4年連続の出走となるクリノスターオー(栗東・高橋義忠厩舎、牡7歳)の過去3回は2、4、2着。最近も詰めの甘さは相変わらずだが、衰えは感じられない。盛岡のマーキュリーCから栗東に戻り、函館を経由する臨戦過程。疲れさえ出なければ、引き続き上位争いが期待できる。



ダート1700mで行われる唯一の重賞。
別定戦ということもあって毎年メンバーが揃うが、7歳馬が2頭だけと比較的若いメンバーが集まった。
その中でも注目はやはりテイエムジンソク。
竹之下騎手から古川騎手に替わってから馬が一変したかのような連勝、 3走全て強い勝ち方でトップハンデタイの57kgだった前走と違い、別定戦で56kgという点も強調材料だ。
それ以外で注目しているのはコスモカナディアン。上記の好走データで唯一全て合致した。
特に前走安達太良ステークス1着馬は13年のフリートストリート、昨年もリッカルドが勝っているだけあって押さえておきたい。

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